修羅場が人を育てる、
ある本を読んでまさしくその通りだと思います。
修羅場とは困難や逆境、しんどい仕事のことです。
修羅場になると、その人の本性が現れます。
悲劇の主人公になり何もしない人、
文句を言って投げる人、何かに理由をつけて逃げる人、
そして歯を食いしばり乗り越えようとする人。
僕もよく若いうちは泥水を飲みなさいと言っています。
泥水とは、
良い意味で苦労(厳しい仕事)しなさいと言っています。
特に20代は人生の中で一番大切な時期です。
20代は家に例えると、大切な土台(基礎)の部分です。
土台がしっかりしないと、いくら良い上物を立てても、
ちょっと地震や風で倒れてしまいます。
人生も一緒だと思います。
20代は何でも吸収がよく、一番体力があるので、
進んで泥水を飲み、この時期に土台を作れば、
その後の人生を素晴らしいものにします。
反対に20代に何も苦労せず、
ちょっとしたことですぐに投げたり逃げたりして、
30代、40代で大きく羽ばたけるかと言えば、
正直、かなり厳しいと思います。
僕の知り合いも20代で散々自堕落な生活して、
40代で上手く行っている人は一人もいません。
僕は男は40歳で人生が大きく分かれてくると思います。
右肩上がりに昇っていく人、右肩下がりに落ちていく人、
全ては20代の経験が大きく左右します。
厳しいことを書きましたが、
今の時代は右肩上がりの時代ではありません。
人もそうですが、異業種やロボットなど、
何がライバルになるかわからない過酷な時代です。
だからこそ、自分自身が意識して、
常に変化・進化・強化して、成長し続け、
強く逞しくなければ生き残れないと思います。
そのためには修羅場の経験が必要です。
以上よろしくお願いいたします。
追伸
このようなブログを書くと、
きっとスゲー厳しい人だと誤解されるなぁ~。