介護事業について | DSP株式会社

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終わりのない挑戦と冒険へ

改めて介護事業のことをメンバーに伝えたいと思います。


現在、介護事業は苦戦はしていますが、見てくれている人はいますので、

必ず業績が良くなると思います。


僕が介護事業で一番大切にしていることは「ご利用者様の心を豊かで幸せにする」ことです。


うちのような名もない、小さい施設ではネームバリューは有りませんが、

それを上回る、心と気持ちでは負けないように常日頃思っています。


運営する以上、利益は出さなければなりませんが、利益を目的とすると、

今のご利用者様の一部の方は、うちをご利用出来なくなります。


以前、メンバーから○○さんがいると、どうしても普通の方が敬遠して、うちのサービスを利用しません、という話を聞いたことがありますが、その方は色々な施設で断られ、最終的にうちに来られた方です。


僕も当初はその方に2~3回殴られましたが、病院にいた時は暴れて何も出来なく、以前は趣味の囲碁を毎日やっていたそうですが、それも出来ない、わからない状態でした。


その方がメンバーの尽力で、元気に囲碁を出来るまで回復しています。

ご家族様からも感謝され、本当に良かったと思っています。


またお亡くなりになった○○様も、どこの施設も受け入れてくれず、

いつお亡くなりなってもおかしくない状況の中、最終的にうちに来ました。


来た当初は暴言を多く吐き、自分自身をコントロール出来ない状態でした。


ただ少し経つと段々と自分を取り戻し、心が穏やかになっていき、色々と自分からお手伝いをしてくれるようになったと聞きました。


それを僕は聞いて、メンバーは本当に素晴らしい仕事をしていると思いました。


僕は○○様はお亡くなりになる前、自分自身を取り戻し旅立たれ、メンバーに感謝していると信じています。


もし他の施設等だったら最後まで自分自身を取り戻せず、不本意のままお亡くなりになったと思います。


確かに利益を目的にすれば今いる方を断って、普通の方がを受け入れた方が良いですし、

本当に心から申し訳なく思っていますが、メンバーにも業務の負担を軽減できると思います。


お食事も採算度外視で良いものをご提供していますが、利益重視なら他から勧められた、わけの分からない不味く安い食材を出していたと思います。


僕は介護事業を高齢化社会だからとかそういう理由でやったのではありません。

うちの理念の【世のため人のため】からきています。


本当に【世のため人のため】になれば、必然的に業績が向上します。


僕が介護事業の名前を【あいのことば】にしたのは、尊敬しているマザー・テレサから来ています。

※誤解のないよう、宗教は関係ないよ。


マザー・テレサはどんな人も分け隔てなく、愛を注いでいました。

またどんな人も認め大切な人として、接していました。


僕はそのような介護施設にしたいと想い、命名いたしました。


以上が僕の素直な想いです。