「最高の教師」最終回が終わりました。
やっぱり、突き落としの犯人は星崎くんでしたか…。
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星崎くん、めちゃくちゃ悪人として考察してて、ごめんね(笑)。
そんなに悪い子じゃなかったわ。
しかし、動機は彼自身の言葉で説明されても、抽象的すぎてよく分からないなあ。
前回の9話で九条が「あの人」と言ったのは、
「教師と生徒というより、人間同士で話しているような」気がするから、でしたか。
要は、
「周りは九条先生が動くことで変わっていったのに、自分だけが変わらない。誰にも必要とされない」
という「絶望感」「孤独感」が動機、ってこと?
九条に浜岡の映像を見せたのは、ただひたすらに
「先生の役に立ちたい。こんな俺でも、誰かに必要とされたい」
と健気に願ったゆえの行動だったのね。
「人の喜びや悲しみが分からない、全てが『背景』に見える俺だけがおかしいんじゃないか」
と思っても、誰にも相談できない、分かってもらえない。
人に合わせようとして、鵜久森、東風谷グループに無理矢理入ってきたり、
浜岡に「犬」みたいについていこうとしたり、
「普通にしよう」と必死だったのね
浜岡に西野さんのことを話したのも、悪意はなかったようで。
星崎くんの告白を聞く九条里奈の顔は、
最初は眉をしかめて
『この人、何言ってるの?』
という感じでしたが、
途中から、姉のような母のような「慈愛」に満ちた表情になり、
彼の頭を撫でるシーンはグッときましたね
彼は九条を突き落とした後、自分も落ちようとしましたが、
九条は鵜久森さんの遺言を守り、必死で止めた。
そして、九条蓮が最後まで
「最高の夫」なのであった(笑)。
青い服の正体、お前か~い!?
蓮がいなかったら、二人ともヤバかったよなあ。
で、そのままハッピーエンド?
かと思ったら、
最後に「万事休す」の浜岡が里奈を刺した!
ああ、やっぱり、里奈ちゃん、死んじゃうの…?
…と、最後のほうはハッピーなのかバッドなのか、
場面が二転三転するのでハラハラしました!
「教えられたのは、私のほうだった。
私にとって、『最高の教師』は生徒だった」
と、ここで再びのタイトル回収。
からの、
サブタイトル
「私は生徒に■された」
の「■」は、鵜久森さんの残したビデオメッセージの言葉をそのまま入れて、
「託された」
でしたか。
「殺された」ではなかったか
「自分のなすべきこと」=
「変わらなかった3Dのクラスを変えたこと」
「自ら命を落とそうとする者の心を変えたこと」
この二つの「使命」を果たしたから、
「2周目の人生」を与えた「何者か」からは許され、
「これからも変えてゆく」という新たな使命を与えられ、
九条里奈は生き延びたのでした。
最後、里奈を囲んだ生徒たちの中に、
鵜久森さんが里奈の「幻」としては一瞬現れたけど、
彼女だけがその場にいないことが、やっぱり悲しかったですね
あの3輪のピンクのガーベラは、
「里奈の病室」に飾られる花でしたか。
…で、結局、最後まで登場しなかった「鳳来高校の校長」って、一体何者なんだ?(笑)
考察界隈で騒がれていた
「閉じ込めてごめんね」
の写真つき公式ツイートって、なんだったんだ?(笑)
あれは、星崎くんの「孤独な心」、
「本当は外に出たい自由な心」
を表していたのかな?
そして浜岡、1周目も2周目も御愁傷様です(笑)。
「お前のせいで俺の人生はめちゃくちゃになった。お前のせいで~!!」
↓
いや、全部、浜岡、お前自身のせいだわ(笑)。
相楽父と浜岡父の関係性は明らかになりませんでしたが、
鳳来高校の校長の名字は「最高の生徒」視聴の方によると、
「浜岡」ではないらしいです。
個人的には、フランス映画的な「不条理なバッドエンド」のほうが良かったんですが、
やっぱりテレビドラマでそれをやるのは、難しいかあ。
最後のほうは、「予定調和だなあ…」
と結構冷めた目で観てたけど、
まあ、里奈が蓮とお花見に行って、
「こしあん&粒あん団子」
の食べ比べ
ができる未来ができた、ってことで、良しとしましょう(笑)。