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音型(おんけい)が彫る

私の名は、
雨垂れ石を穿つ音型

篆刻とか
書きものとか
掛け軸とか
小物作ったり
好きな時に好きな事をする
勝手気ままなブログです

どうも、音型(おんけい)です!
今回は、

金属製の飾りを意味する国字、

「錺(かざり)」を篆刻しました。

この字が秘める美しさ、

そして制作の裏側で起きたプチ失敗談をお話しします!

 

「錺」って、もっとメジャーになってもいいはず!

この「錺」という字、

個人的にはもっと使われてもいいんじゃないかと思っています。

「髪飾り」より「髪錺」って、

なんだかしっくりきませんか? 

字面から金属の輝きが想像できて、

風情があるというか。

ただ、意味が金属製に限定されるのが、

普段使いするにはちょっとネックなのかな…。で

も、この字が持つ特別な雰囲気、

僕はすごく好きです。

 

失敗談…からの、成長の予感!?

制作時は、

前回の枠の失敗が頭から離れず、

つい安全策をとってしまいました。

布字の段階では問題なさそうに見えたのですが、

いざ彫ってみると、

なんだか窮屈な印象に……。

おそらく、

力みすぎて線が太くなってしまったんだと思います。

もっと肩の力を抜いて、

自然体で彫れるようになりたいですね!

これもまた、良い勉強になりました。

 

不完全さもまた一興

完璧ではないかもしれませんが、

この一文字に宿る「美」と「技」の世界を感じていただけたら嬉しいです。

失敗から学ぶこともたくさんあるので、

それもまた作品の一部として楽しんでいただければ幸いです。


・作品情報

そして、AIさんに「錺」のイメージを作ってもらったら、

やっぱりゴージャスな感じになりました……( *´艸`)

 

 


 

 

 

はいどうも、音型(おんけい)です!
今回は、

相手を心から褒め称えるときに使う、

素敵な国字「遖(あっぱれ)」を篆刻しました。
 

この字、小中学校で習ってほしい!

「遖」は、

まさに「天晴れ!」という気持ちを込めた一文字。

こんな素晴らしい字があるなら、

もっと広まってほしいと思いませんか?

個人的には、

小中学校の授業で習えたらいいのになと妄想します。

「1時間、ひたすら人を褒める授業」なんて、

きっと面白くて、

みんなが笑顔になれますよね。

褒め言葉って、

意外と普段言えないからこそ、

こういう時間があったら素敵だなって思います。

 

制作中にやらかしちゃった…(汗)

制作中は、

ちょっとしたハプニングがありました。

枠を彫るときに、

うっかり失敗してしまい…💦

動画編集でうまくごまかしたので、

ぜひ動画でチェックしてみてください(笑)。

でも、

結果的には満足しています。

特に、

しんにょうの最後の線。

最初は伸ばすか迷ったんですが、

思い切って伸ばして正解でした!

力強さが増して、

「あっぱれ!」の気持ちがより伝わる仕上がりになったかなと感じています。

 

この一文字に「あっぱれ!」を

「遖」という一文字に、

僕の「あっぱれ!」という気持ちを込めました。

この印影を見た方が、

誰かを褒めたくなったり、

素敵な一日のきっかけになったりしたら、

とても嬉しいです。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


いやぁ、凝縮されてて素晴らしい・・・( *´艸`)

 

 


 

 

 

はいどうも、音型(おんけい)です!

今回は、昔の一人称「麿」を篆刻しました。

時代を超えた言葉を、僕なりの解釈で遊んでみましたよ。
 

「麿」って、今でも使ってる人いるのかな?

「麿」って、

昔の一人称だったり、

人名にくっついたりする言葉ですよね。

歴史の教科書でしか見ないけど、

もし「○○まろ」って名前の人がいたら、

やっぱり「まろはね~」なんて言ってるのかな?…なんて、

勝手に想像しています(笑)。

そんな風に、

時代を超えて言葉に思いを馳せるのも、

創作の醍醐味ですよね。

 

大失敗からの、まさかの傑作!?

制作中、

思わぬハプニングがありました。

布字で「麿」を配置したら、

うっかり枠からはみ出しちゃったんです!

「やっちまった…」と一瞬固まりましたが、

そのまま彫り進めてみました。

完成した印影を見てみると、

これがまた面白い!枠に収まりきらない、

はみ出し加減が逆に力強さを生んでくれたんです。

狙った通りにいかないことも、

作品の個性になる。

改めて、偶然が生み出す面白さを実感した一作でした。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


そうなりますよね・・・( *´艸`)

 

 


 

 

 

どうも、音型(おんけい)です!
今回は、ちょっと珍しい文字を篆刻したのでご紹介します。

 

・江戸時代に誕生した特別な文字

この「𤩍」という文字、

歌舞伎の演目『傾城筑紫𤩍』のために日本で生まれた特別な国字なんです。

遊び心のある江戸っ子が、

芝居のために新しい文字を作っちゃうなんて、粋ですよね!

 

・この文字を残したい!

僕の作品は、

「𤩍」という文字を後世に残したい、

という思いから生まれました。

せっかく生まれたのに、

使われなくなってしまうのはもったいない。

だからこそ、

作品として形にすることで、

この文字の魅力を伝えていきたいと思っています。

 

・制作の苦労話…

彫る前は

「『琴』の上部が詰まって見えるかな?」

とちょっと不安だったんですが、

何とか収めることができました!

 文字に込められた歴史の重みを表現できたかな、

と思っています。

 

・作品情報

生成AIさんにつまごとのイメージを作ってもらいました。


いやぁ、、、お美しいですねぇ・・・( *´艸`)

 

この文字が持つ歴史と、

僕の創作エネルギーを少しでも感じてもらえたら嬉しいです!

 


 

歌舞伎の題目「傾城筑紫𤩍(※1)」に

ついても少し調べてみました。

  • 読み方: 「けいせい つくしのつまごと」と読みます。
  • 初演: 文化11年(1814年)1月、大坂の中村善太郎座で上演されました。
  • 作者: 奈河晴助(初代)などが作者として知られています。
  • 主題: 「傾城」という言葉が示す通り、遊女に関する物語と推測されます。ただし、初演から200年以上が経過しているため、詳細なあらすじは検索結果から特定できませんでした。 

(※1)

 

はじめに

「饂(うん)」という国字をご存じでしょうか。
「饂飩(うんどん・うんとん)」は、うどんの古称。
小麦粉を練って細く切った、あの温かくて優しい食べ物です。

 

今回、私はこの「饂」という字を篆刻で彫りました。
印影、動画、そして生成AIによるイメージも交えて、
この一文字に込めた想いを綴ってみたいと思います。


「饂」という字のエピソード

「饂飩」は、現代では「うどん」として親しまれていますが、
古くは「うんどん」「うんとん」と呼ばれていました。
「饂」は「食へん(飠)」に「温」を組み合わせた形。
つまり、温かい食事を象徴するような字なのです。

 

今は小麦を除去しているため、うどんを食べなくなって数年。
それでも、あの温もりや香りは、心に残り続けています。


僕なりの解釈と造語

この字を見ていると、うどんだけでなく、
温かい食事全般を表す言葉として使ってもいいのでは?と思いました。

 

そこで、いくつかの造語を考えてみました:

  • 饂湯(うゆ):味噌汁、蕎麦湯、団子汁、豚汁など、温かい汁物全般
  • 饂香(うこう):湯気にのる香り、食欲をそそる温もりの匂い
  • 饂心(うしん):心を込めて作った温かい食事

どれも、日々の食卓にある「温もり」を表す言葉です。


篆刻制作のこだわり

制作時には、以下の点を意識しました:

  • 字の線を細く
  • 枠を太く
  • 欠けを丁寧に入れる

押してみると、思った以上に違う表情が出てきて、
「印」というものの奥深さを改めて感じました。


印影・動画・生成画像

ここでは、実際に彫った印影、制作過程の動画、
そして生成AIによって作成した「饂」のイメージを掲載しています。

 

遊印 金文 白文 6mm

 

それぞれが異なる角度から「饂」という字の魅力を伝えてくれます。


おわりに

「饂」という字は、うどんだけでなく、
温かい食事そのものを象徴する存在になり得ると思います。

この一文字に込めた温もりが、
誰かの食卓や心に届いたら嬉しいです。

 

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はじめに

「躾」という字を篆刻で彫りました。
この字は日本で生まれた国字で、「しつけ」と読みます。
その意味と形に込められた哲学を、印影・動画・生成画像とともにご紹介します。


🧠「躾」という字の構造と意味

「躾」は「身」と「美」で構成されています。

  • 「身」:この世での仮の姿。身体性や存在の象徴。
  • 「美」:「羊」と「大」から成り立ち、古代では「大きいこと」が美とされていた可能性も。

この字は、単なる行儀作法ではなく、「美しい身のあり方」を問う言葉なのかもしれません。


❓「しつけ」の本質とは

アナスタシアの思想に触れる中で、私は「しつけ」よりも「観察」と「質問」が大切なのではと感じました。

  • しつけられて育つと、自分もしつけなければと思ってしまう。
  • それは思い込みや刷り込みの連鎖かもしれません。
  • 本当に必要なのは、自由な対話と気づきではないでしょうか。

🔨 篆刻制作のこだわり

  • 枠をまっすぐ引くための試行錯誤
  • 欠けを自然に入れる工夫
  • 字の太さと枠のバランス
  • すべてが連続する流れの中での彫刻

一つの字に込めた思索と技術の軌跡です。


🖼️ 印影と生成画像

 

遊印 金文 白文 6mm

 


※生成画像は、篆刻の精神性を視覚化したものです。
 


🎥 制作動画

 

 

動画では、彫刻の工程や道具の使い方、集中の瞬間を記録しています。
音や動きから、篆刻の世界に没入していただけます。


✨ おわりに

「しつけ」とは何か。
それは、私たちが自分自身や他者とどう向き合うかという問いでもあります。
この作品を通して、あなた自身の「しつけ」への問いを見つけていただけたら幸いです。
 

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こんにちは、の型(おんけい)です。 

いつもブログにお越しいただきありがとうございます。

国字シリーズの新作として、

今回は「怺(こらえる)」という漢字を篆刻で彫りました。

 

遊印 金文 白文 6mm

 

「心は永遠」と「こらえる」の矛盾

 

この「怺」という字は、

「こらえる」「たえる」

つまり痛みや苦しみをがまんするという意味を持つ国字です。

 

この字の形を見てください。 

「りっしんべん」は「心」を表し、

右側は「永」という字、

つまり「長い」「永遠」という意味を持っています。

「心」が「永(永遠)」である

もし人間の本質が意識体であり、

「心は永遠である」という壮大な意味をこの字が表しているのだとしたら、

本当に凄い漢字だと思いませんか。

しかし、

その読みはなぜか「こらえる」。

「心が永遠であるなら、何も我慢する必要はないのでは?」

僕の解釈は、

ここにあります。 

僕たちは、

無理にこらえる必要はない

目の前に現れたことを、

ただひたすらに、

一生懸命にこなすだけでいい。 

その集中や努力の中にこそ、

真の「永」遠性があるのではないか。

そんな思いを込めて、

この一字と向き合いました。

 

制作における「運命」の受け入れ

 

さて、

実は今回の制作は、

技術的に非常に難しいものになりました。

「心」の形も「永」の形も、

思い通りに上手く彫ることができず、

正直、全体的にグダグダな仕上がりになってしまったというのが、

僕の正直な感想です。

 

もちろん、

完璧を目指していますが、

篆刻は石という素材と、

一発勝負で向き合うアートです。 

この「上手くいかなかったこと」も、

この作品の「運命」として受け入れました。

「こらえる」というテーマの作品が、

制作時に苦闘し、

不完全な形になる。

これはある意味、

人間的なありのままの姿を写しているのかもしれません。

不器用さや苦しみも含めた、

不完全な美しさを感じていただけたら幸いです。 

この作品に込めた思いや、

制作の様子はYouTube動画でご覧いただけます。

 

 

 

いつも温かい応援をいただき、

本当にありがとうございます。 

これからも、

篆刻を通して様々なメッセージを表現していきます。

音型(おんけい)


生成AIさんに作成いただいた画像はこちら。。。

毎速って、、、なんやろか。。。(^-^;

 

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こんにちは、音型(おんけい)です。 

いつも私のブログをご覧いただきありがとうございます!

 

今回は、

新作として「杢(もく)」という漢字の篆刻作品をご紹介します。 

日本独自の漢字「国字(和製漢字)」シリーズです。

 

 

遊印 金文 白文 6mm

「杢」に込めた、小屋作りへの情熱

 

「杢」という字は、「大工」

つまり木造の家などを建てる職人さんを意味する国字です。

実は今、

この「杢」が表す世界に、

僕自身がすっかり夢中になっています。

きっかけは、「いつか自分で基礎から小屋を作ってみたい」というシンプルな願望。

 そこから、

建築や大工さんの知恵について色々と調べ始めたのですが、

これがもう面白くて止まりません!

  • 「水平器がなくても水平を出す方法」

  • 「正確な直角を一発で出すための古くからの技術」

  • 釘や木材、電動工具の知識

などなど、

昔から伝わる職人さんの知恵や技術を知るたびに、

ワクワクが募ります。

 

最近は、

割りばしで小屋の模型を作ってみたり、

休みの日にホームセンターの木材コーナーや工具売り場を巡ったりと、

まさに「杢」の世界にどっぷり浸っています。

今回の作品は、

そんな「大工への憧れ」と、「ものづくりへの情熱」を、

そのまま石に込めて彫り上げました。

 

制作中の悩み:縦長文字の配置

 

この「杢」という字を彫るにあたって、

一つ技術的な課題がありました。

それは、印面の中での「文字の配置(章法)」です。

 「木」も「工」も、それぞれが縦長の要素を持っています。

この二つの縦長の要素を、

限られた正方形の印面の中に、

バランスよく配置しなければなりません。

無理に横に引き伸ばしてしまうと、

文字の形(字形)が崩れてしまい、

全く違う字に見えてしまう可能性があります。

今回は、

それぞれのパーツの字形を崩さずに

印面全体として美しく調和するように、

太さや配置の微調整に最も時間をかけました。

その結果、

納得のいくバランスに仕上がったと思っています。

この「杢」の制作過程や、

仕上がりについては、

YouTube動画でも詳しく紹介しています。

ぜひ合わせてご覧ください。

 

 

これからも、

漢字が持つ意味や、

僕自身の個人的な思いを重ねて、

様々な作品に挑戦していきたいと思っています。 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 

音型(おんけい)

 

生成AIさんに作っていただいた画像はこちら

カンナだと思うけど、でかいっすね・・・(^-^;

 

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こんにちは、音型(おんけい)です。

 いつもブログをご覧いただき、

本当にありがとうございます。

 

今回は、

前回に続き、

また一つ日本の国字(和製漢字)である「扖(さがす)」を作品にしましたのでご紹介します。

 

 

遊印 金文 白文 6mm

国字「扖」が持つ意味

 

この「扖」という字、

初めて見る方もいらっしゃるかもしれません。 

意味は、

シンプルに「さがす(探す)」です。

「てへん」に「入」という組み合わせで成り立っていますが、

この形がなんとも面白いですよね。

 

僕自身の解釈「探し終わった後」

 

辞書的な意味は「探す」ですが、

僕は今回、

この字を彫るにあたって、

少し違う解釈で捉えていました。

「手へん」「入る」

探しものに手を伸ばして、

それが手の中に「入った」瞬間。

 つまり、

探している最中の字というよりは、

探しものが手に入った「探し終わった後」のような、

達成感や安堵感、

あるいは新しい始まりを感じさせるような不思議なニュアンスがあると思っています。

今回は、

そんな個人的な感覚を込めて「扖」と向き合いました。

 

制作中に起こった「歪み」の調整

 

さて、

ここからは制作時のお話です。

実は、

今回は石を彫り進める中で、

印全体の「枠」の線が、

思っていた以上に曲がってしまい、

少し焦りました。

プロとしては見過ごせない「歪み」だったのですが、

そこから意図的にいくつかの調整を施してみました。 

具体的には、

文字に合うように大胆に「欠け」を入れたり、

文字の線を全体的に太くしたりといった工夫です。

その結果、

驚いたことに、

当初の枠の歪みが不思議と目立たなくなりました。 

それどころか、

全体がより力強く、

味わい深い雰囲気にまとまり、

かえって「味」として馴染んでくれたように感じています。 

これも篆刻の奥深さだと、

改めて気づかされました。

 

今回の作品「扖」は、

荒彫りの段階から最終の印影までをYouTube動画で公開しています。

ぜひ、

そちらも合わせてご覧ください。

 

 

 

一つの漢字を、

自分の解釈と制作技術で形にしていく。 

この篆刻の楽しさを、

今後もこのブログやYouTubeでお伝えしていければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 音型(おんけい)

  

おまけコーナみたいになってる
生成AIさんに作っていただいた画像はこちら

田舎で見つかった幸せ・・・(^^)

 

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YouTubeに新しい篆刻動画をアップしました。

今回、

私が石に刻んだのは、

日本の稲作文化を象徴する国字「籾(もみ)」です。

一見すると地味なこの漢字に、

私がどんな思いと、

どんな技術的な試みを込めたのか、

深掘りしてご紹介します。

 

1. 「籾」という字が持つ魅力と、懐かしい記憶

 

「籾(もみ)」とは、簡単に言えば、

「殻をかぶったままの、まだ精米されていないお米の種」のことです。

外皮である籾殻(もみがら)に包まれ、

中身の玄米を守っている状態を指します。

この字を意識するようになったのは、

小学校時代の懐かしい記憶がきっかけです。

転校生で出会った「籾山(もみやま)」さん。

その明るく素敵な笑顔が、

「籾」という漢字の最初の印象として強く残っています。

そして、

もう一つ、

「籾」にまつわる強烈な記憶があります。

それは、

秋の稲刈りが終わり、

農家さんの倉庫の脇にできる「籾殻の山」です。

フカフカで、

暖かく、

独特の香りがするあの山。

あれを見ると、

なぜだか無性に全身で突っ込んで埋もれてみたいという衝動に駆られるのです。

まるで子供の頃に戻ったような、

抗いがたい誘惑の塊。

あの籾殻は、

やがて土に還るか、

燃料や堆肥として使われますが、

その役目を終えるまで、

大切なお米の命を包み守っていた証です。

「籾」という字には、

日本の食を支える、

素朴で力強い命の循環のイメージが込められているように感じています。

 

2. 枠を試す:「峠」に続く、構図探求の第二弾

 

今回の制作では、

文字の持つ意味合いと同時に、

表現方法への探求もテーマとしました。

それが、「枠入れ」です。

以前「峠」という字で試みた枠線を、

今回「籾」でも採用し、

その効果を改めて検証しました。

篆刻において、

枠(印面を囲む線)は単なる境界線ではありません。

  • 枠の中に文字をきっちり「収める」ことで生まれる静けさ

  • 文字を大胆に枠から「はみ出させる」ことで生まれる力強さ

  • 枠自体の太さやかすれ具合で出す「時間の重み」

枠があることで、

印面全体の構図に緊張感と表現の幅が格段に増すことに気づきました。

「籾」という字の、

米をしっかりと包み込むような安定感を、

枠との関係性の中でどう表現するか。

その試行錯誤こそが、

篆刻の面白さであり、

奥深さだと改めて感じています。

 

3. 素朴な力強さをどう表現したか

 

今回の作品では、

「籾」の素朴で力強いイメージを、

枠と文字の関係性で表現しようと試みました。

枠の線と文字の線の関係、

バランスに注目しながらご覧いただくと、

私の意図や、

制作時の葛藤も感じていただけるかもしれません。

籾殻に包まれたお米のように、

一見地味でも、

その内側に日本の文化と命の力が詰まっている。

そんな作品を目指しました。

作品の仕上がりについては、

ぜひYouTube動画でご確認いただき、

皆さんからの率直なご感想や、

枠の構図についてのアイデアなど、

コメント欄でお聞かせいただけると大変嬉しいです。

 

 

 

遊印 金文 白文 6mm

 

 

生成AIさんに作成いただいた画像はこちら

ステキ・・・(^^♪

 

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