いつもご覧いただき、
ありがとうございます。
音型(おんけい)です。
今回、
僕が篆刻したのは、
日本で作られた漢字である国字の一つ、【峅】(くら)です。
動画の概要欄にも書いた、
この字にまつわるエピソードや、
僕自身の解釈、
そして制作時の気づきについて、
改めて深掘りしてみたいと思います。
谷、谷間を意味する力強い一字「峅(くら)」
この【峅】という字、皆さんは読めたでしょうか?
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読みは「くら」です。
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意味は、そのまま**「谷」「谷間」「山中の谷」**を指します。
「山」に「弁」という構造から、
確かに山奥の谷を連想させますよね。
特に興味深いのは、
この字が地名や人名に限定されて使われている点です。
例えば、
富山県の地名には**「芦峅寺(あしくらじ)」「岩峅寺(いわくらじ)」という場所があり、
聞いただけでなんだか修験道の匂いがするような、
力強い空気感**をまとっています。
地名専用フォント?「峅」の不思議な存在感
動画の概要欄にも書きましたが、
僕はこの字に、
**「胸の峅」とか「大峅」**のように、
もっと文学的だったり、
一般的な表現として使われてもおかしくないポテンシャルを感じています。
それなのに、
なぜか地名や人名に限定されて残っているのが、
本当に不思議でなりません。
まるで、**「ここは特別な場所ですよ」**と語りかけてくるような、
地名専用フォントのような存在感があるんです。
この字を彫ることで、
その土地の歴史や神秘性に触れるような感覚がありました。
制作秘話:篆刻は「字との対話」
今回の制作で、
一つ大きな気づきがありました。
それは、【峅】の字の下側、
**「弁」の下が「艸」(くさかんむり)**の形だったことです。
普段、
文字として見ているだけだと気に留めていなかったのですが、
いざ彫るために字の構造を細部まで観察すると、
「ここ、そうだったのか!」と初めて気づくことって本当に多いんです。
考え出したら止まらなくなるし、
考えなければスルーしてしまう。
この、
字の成り立ちや構造と向き合う時間こそが、
篆刻の醍醐味だと改めて感じます。
まさに、
**篆刻とは「字と対話してる時間」**そのものなのだと。
この作品を通して、
【峅】という字の持つ力強さ、
そして地名に宿る神秘の空気を感じていただけたら嬉しいです。
YouTube動画では、
制作の様子や完成した印影を詳しく紹介していますので、
ぜひご覧ください!
・作品情報
- 印影:
- サイズ:6mm、白文
- 書体:金文風
- 動画:
- 通販サイト:「繪驗房」音型の通販サイト
生成AIさんにイメージを作ってもらいました。




