ウォーキングディレクター
衝撃を受ける
モデルを指導する時には、そのモデルが求めるレベルの指導が出来なければいけない。
そのレベルを先に体感し、そのレベルに到達させる為の指導をしてきた。
世界のコレクションで指導したいと思い、NYコレクション2018S/Sを観に行ってたからこそ
今回のミラノコレクション2020S/Sのウォーキングディレクターの就任も、臆することなく受けることが出来た。
ただ、海外のコレクションのウォーキングに疑問を感じることが多かった。
猫背や前重心、歩幅の狭さやアライメントのズレ、、、etc
ただ、身体的ポテンシャルやオーラはあるから、それが海外のモデル需要なのだろうと思っていた。
だから、ミラノでデザイナーのATSUSHIさんに「モデルの姿勢と歩き方に違和感を感じるので綺麗に直してもいいです？」と聞いた時の
ATSUSHIさんからの「やっぱり変ですよね？プロでこの歩き方だから直すの難しいですよね？」は衝撃だった。
ずっとあの独特な歩き方や姿勢が、海外のコレクションだと思い込んでたので
直してほしいと言われた時に、視界が一気に世界中に広がった。
やはり、映像や情報だけでは分からない、本物の情報を現場で直に聞けて、世界のウォーキングを変えてイイんだと自信がついた。
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