シンガポールとマレーシアの地上ボーダーがフルオープンしたので、ジョホールバルにあるレゴランドに行ってきました。
もはや国境でのART/PCRテストの手続きすら無く、普通に国境通過。航空便だと事前検査あるようですが地上は無し。
マレーシア国内ではマスク着用は必須のままだが、それ以外はほぼ元に戻った印象。
レゴランドホテルでは数年ぶりの朝食ビュッフェを家族で楽しんだ。ビニール手袋をつけさせられるだけが違い。
オミクロンは弱毒性で、ワクチンを打っていればかかってもほぼ風邪の症状だった。
実は4歳児がもらってきて家族もろともコロナ感染したのだが、規制上1週間外出できず不自由だっただけで症状は軽微。普通に1週間で陰性になりあとは何もない。後遺症も何も無し。
逆に感染したことで確信した。コロナは終わったと。
デルタ型の時は致死に至る強毒性や医療崩壊の恐れがあったがオミクロンはもう放っておいて良いレベルだ。
政治的に決断ができる国からどんどんオープンになっていくだろう。事前検査も今年中には廃止されて申請ベースになるのではないか。
寧ろこれからインフレで庶民の生活が苦しくなるので政治課題や市民のクレームはそちらに集中していく。
この2年は「コロナは風邪」と軽視していた政治家は、トランプや菅元首相含め政治的に敗北してきた。
しかし、今年からは、もいつまでもコロナコロナ言っていても票にならない。苦しい生活をインフレをどうしてくれるのか?が論点になる。
昨日書いたように、日本で対応できる政策手段はもうほとんど無い。
ごまかしの集票として政治的に利用されるのは、①新たなバラマキ、②日銀・金融当局批判、③スポット減税(石油関連)、そして④開国によるインバウンド再開、円安緩和。年金生活者も、もはや問題ない(けどなんとなく怖い)コロナとインフレによる苦しさを天秤にかけて後者を選ぶ人が増えてくる。そこで参議院選挙、という流れだ。
日本のコロナ禍は参議院選に向けて終了する。しかしインフレ、円安は終了しない。短期的にはUSドル、金で目減りを防ぐのが最善だ。