シンガポールでの主なクレジットカード発行体は、日本と違って「クレジットカード会社」ではなくて銀行である。

 

 

シンガポールの3大ローカル銀行、DBS、UOB、OCBCに加えてマレーシア系のMaybank、香港ベースになるHSBC、Standard Chartered、更に中国銀行、これに対してVISA、Master、Amex、JCBの決済ブランドを掛け合わせたものがカードブランドになる。

 

 

GrabがMasterと組んだりSingapore AirがAmexと組むというパターンもあるが例外。

 

 

これに、更にカードの特色を掛け合わせるとパターンの出来上がり。特色というのは基本以下だ。

1. キャッシュバック(毎月一定レートのキャッシュが戻されるもの)

2. マイレージ(使用額に応じてマイルが貯まるもの)

 

 

これに、加算の仕方が各種設定される。これは銀行口座と紐づいて利率が上がったり、海外で使うとマイルが増えたり、一定額を超えるとキャッシュバックの利率が上がったり、シンプルに何でも一定利率でキャッシュバックだったり、キャンペーンで高額の年会費と引き換えにホテル利用券を出したりと様々。

 

こんなサイトもあるので見てみるとどこまでも探求できる。

 

さて、クレジットカード沼にハマり、シンガポール滞在歴10年目のD氏が20枚以上のクレジットカードを試して辞めてしてきた結果一番最後に残ったカードを発表しよう。それは・・・

 

コレ。OCBC365カード!!

 

安定してキャッシュバックを受けられるこのカードはまず持っていて悪いことはないだろう。しっかり使っていれば高額消費でなくても年会費は電話すれば免除してもらえるはず。特にDiningで6%の効果は大きい。他のCashbackカードの1.5%辺りと比べて雑貨の3%も悪くない。

 

OCBCでキャッシュバックが受けられないアイテム(保険料、教育費など)はAmex True Cashカードで1.5%稼ごう。

 

UOB ONEカードは一見良いのだが、フルにキャッシュバックを受けるのに、締切日や加算できないアイテムが多いなどトラップが多すぎる。他のカードにも分析はあるのだが、ここまでにしておきましょう。

 

おやすみなさい。