今日も疲れた。もう日記しか書く気力がないのである。今日は仕事しかしてないので仕事のことを書いてみる。

 

私の仕事を知っている人以外に話すとフカしていると思われるので余り言わないのであるが、仕事上取り扱う金額が結構でかい。エクイティサイドではなくデットサイドにいるからなのではあるが、それでも普通の銀行員の扱う数億円単位までとは桁が違い、USD500m(500億円)とかUSD1bln(1,000億円)とかになるので10億円が小さく感じてしまうほどだ。

 

しかし一方で扱っているのは証券化商品の最上位などになるので利鞘自体はそんなに大きくない、が、更に踏み込むと、リスクキャピタルは余り使わないため、リスク勘案後の収益性は悪くない、となる。つまりデフォルトになったり損失が発生する確率が極めて低い商品に投資して堅実に稼ぐが、大きく使ってそこそこ大きな収益を得るのが私の仕事という訳だ。

 

頭でボーンと儲かる、または利鞘の凄く厚い商売もあるが、それなりにリスクは取ることになる。そんな投資の一部が格下げや一部毀損する確率が高まっている一方で、自分の商売は全くそんな気配もない。もちろんCOVIDの影響はネガティブだが、損失にまで到る気配すらないのである。

 

しかし、普通の銀行員には難しくてリスクの所在が理解できないストラクチャーものなため、決して好かれる商品ではない。人は自分が理解していると思うものが好きなのだ。その点、私のかつての商売のネタであった不動産などは、追求していくと難しいところも無くはないが、その辺のおじさんでも語れる対象なため、オルタナティブ投資においてはインフラ、プロジェクトファイナンスの政府絡みの案件などに次いでポピュラーではある。

 

ということで、本リスク調整後リターンが良いもののあまり積極的に触りたくもない、というのが本音の経営陣も、当は訳がわかってないけど目を瞑って少し増やしていこうというムーブメントがあり、仕事が忙しくなっている、というのが現状です。現場からは以上です。

 

おしまい