「1R男」、と言っても、1RoundでKOを量産するボクサーの話、ではありません。(って誰も思いませんか・・・)

投資用ワンルームマンションを開発、販売するエスグラントという会社を作った、
杉本氏が自らを「ワンルーム男」と呼んで、本も出していたのですが、
ついに破綻してしまいました。

[東京 12日 ロイター] エスグラントコーポレーションは12日、民事再生手続き開始の申し立てを東京地裁に行い、受理されたと発表した。負債総額は191億3700万円。
 名古屋証券取引所は4月13日付で上場廃止にすると発表した。
 不動産市況の冷え込みで分譲マンション販売数が減少したほか、販売価格も低下。ゼネコンの破たんで工期の遅れも生じたという。予定価格を大幅に下回る価格での棚卸資産売却を行わざるを得ず収益状況や資金繰りが悪化した。金融機関による口座の凍結もあったという。

杉本宏之氏とエスグラントの軌跡を簡単にまとめておきましょう。

1977年     誕生
1998年      マンション販売会社勤務
2001年      エスグラントコーポレーション 設立
2005年12月   名証セントレックスに株式上場
2006年4月   「1R(ワンルーム)男~28歳の社長、上場物語 」出版
2008年4月   ユニマットと資本提携、ユニマットグループに
2009年3月   エスグラント破綻

ユニマットに救済してもらって、何とか生き延びるのだと思っていたのですが、
見放されてしまったようです。

投資用マンションは主に節税用の商品ですから、節税したい人がクビ切りにあっている
今日この頃では、作っても売れなかったことでしょう。また一番首を絞めたのは、商品
そのものよりも、買いたい人がローンを借りれないこの環境だったことでしょう。

3月末が近づくにつれて、パシフィック、エスグラント、と規模は違えど、不動産業界の
破綻企業がデイリーに近くなってきましたね。明日は金曜日。金曜日の市場が閉まった後、
というのが一番よくあるパターンですから、何かあるかも・・・と思ってしまいますね。