当ブログで毎回使用している、スルガコーポレーション破綻時の株価感応度ランキングで
クリードの位置づけをみてみましょう。
スルガコーポレーション -39.80% 東証2部(ストップ安) 破綻!(08/6/24)
ランドコム -19.40% 東証2部(ストップ安) 破綻!(08/9/29)
ゼファー -12.17% 東証1部(ストップ安) 破綻!(08/7/18)
アーバンコーポレイション -14.56% 東証1部(一時ストップ安) 破綻!(08/8/13)
ランド -11.01% 東証1部(一時ストップ安)
リプラス -8.99% マザーズ(一時ストップ安) 破綻!(08/9/24)
ジョイントコーポレーション -8.61% 東証1部 オリックスが救済
パシフィックホールディングス -7.54% 東証1部 中国不動産出資するか?
アルデプロ -6.13% マザーズ
アセットマネージャーズ -5.48% ヘラクレス
ケネディクス -4.38% 東証1部
ダヴィンチアドバイザーズ -4.37% ヘラクレス
クリード -3.77% 東証1部 破綻!!(09/1/9)
アイディーユー -3.68% マザーズ(一時ストップ安)
プロパスト +0.10% JASDAQ(一時ストップ安)
これまでは、怖いくらいに、このリストの上から危機が訪れ、そして破綻していきましたが、
今回は全く別次元に突入してしまったのかもしれません。
もうひとつ、少し古いデータも混じりますが、不動産ファンドの規模のランキングで見てみましょう。
ダヴィンチ・アドバイザーズ ヘラクレス 2兆1,689億円(08年12月予)
パシフィックホールディングス 東証1部 1兆1,968億円(08年11月予)
ケネディクス 東証1部 8,700億円(08年12月予)
セキュアード・キャピタル 東証1部 6,042億円(08年12月予)
アセット・マネジャーズ ヘラクレス 5,300億円(09年2月予)
クリード 【破綻】 4,500億円(08年5月予)
リサ・パートナーズ 東証1部 1,672億円(07年12月)
レイコフ 【破綻】 1,651億円(07年11月)
トーセイ 東証2部 1,273億円(08年2月)
昨年、2008年3月のレイコフの破綻は、不動産ファンドビジネスに対する、大きな波紋を
呼びました。今回のクリードは、ファンドの規模としてはレイコフの約3倍です。
また、クリードは、不動産証券化業界へ非常に深くかかわっています。
クリードのファンド、CREP(クレップ; Creed Real Estate Partners)は、不動産の購入時に、
膨大な額のノンリコースローンの提供を、外資系の銀行や証券会社から受けています。
そして、それらのノンリコースローンは証券化され、CMBSとしてマーケットに放出されています。
原則は、「ノンリコース」(非遡及)ですので、クリードが破綻しても、即ローンが債務不履行に
なり、CMBSに直接影響しないはずですが、それもローンの条項次第ではあります。
この後、恐らく格付け会社から影響をまとめたレポートが出てくることでしょうが、
不動産証券化業界にとって、この破綻の影響は計り知れないものになりそうです。