「不動産USA」
などと噂されていたアーバンがついに力尽きました。
8月13日(ブルームバーグ):信用力懸念で株価の下落が続いていたア
ーバンコーポレイションは13日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同
日受理されたと発表した。負債総額は2558億円。米サブプライム(信用力の
低い個人向け)住宅ローン問題に端を発した金融機関の不動産融資の厳格化と
不動産市況の悪化で、資金調達が困難になっていた。
アーバンコーポレイションは商業用複合施設やオフィスビルなどを開発・
再生して、不動産ファンドなどに売却する不動産流動化事業を軸に急成長し、
分譲マンションの販売も行っている。1990年に創業、96年に日本証券業協会
に株式を店頭登録(現ジャスダック)し、2000年に東京証券取引所2部、02
年に東証1部に株式を上場した。
サブプライム問題の発生に伴い銀行からの資金繰りが悪化し、アーバンコ
ーポレイションは7月にはフランスの金融大手のBNPパリバを割り当て先と
して、300億円の転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行した。しかし、
国内で不動産企業の倒産が相次ぐなか、格付けが投機的水準に引き下げられる
など、信用力や業績への不安が高まった。
民間信用調査機関の東京商工リサーチが8日発表した企業倒産状況によ
ると、7月の全国企業倒産件数(負債額1000万円以上)は、2003年10月以
来4年9カ月ぶりの高水準となった。不動産業と建設業の倒産が大幅に増加し
たことが響いた。
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「不動産USA」などという造語自体が、「売り煽り」の要素をたぶんにもっているのですが、
以前記事にした、バブル時代の「不動産AIDS」 のように、もともと噂の多い企業に、こういった
アルファベットがついたりして、景気が悪くなると一気に破綻したりすることがあるようです。
ここまで来ると、もはやその企業の本当の資産状況よりは、市場の暴力に耐える能力、つまり
市場から信頼を得ている企業に頼る能力が、企業に必要になってくるのかもしれません。
とすると、アーバンもBNPパリバに頼ったじゃないか、ということになります。
しかし、頼る先を間違えると大変なことになります。長銀はUBSに最後の引き金を引かれましたし、
スルガはSBIに引導を渡されました。そして、今回のアーバンはパリバにやられました。
いずれも、しっかりとその「頼り先」は、汁を吸えるストラクチャーになっているはずです。
今回、パリバが全体としてどういった「たかり方」をしたのか?というのが一番興味がわきます。
まずはこんなリリース が出てます。300億円の使い道が「借入金の返済」だったはずなのに、
まずパリバと組んだスワップの返済に当てます、という、いきなりとんでもないリリースです。
パリバも、倒産のリスクを考えずにこのタイミングで300億を振り込んで来るはずはありません。
一体、どうやって300億円プラスαを回収するつもりだったのか?きな臭さを感じます。
既に当局が調査に入っているようですが、今後の展開に注目です。
8月13日(ブルームバーグ):信用力懸念で株価の下落が続いていたア
ーバンコーポレイションは13日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同
日受理されたと発表した。負債総額は2558億円。米サブプライム(信用力の
低い個人向け)住宅ローン問題に端を発した金融機関の不動産融資の厳格化と
不動産市況の悪化で、資金調達が困難になっていた。
アーバンコーポレイションは商業用複合施設やオフィスビルなどを開発・
再生して、不動産ファンドなどに売却する不動産流動化事業を軸に急成長し、
分譲マンションの販売も行っている。1990年に創業、96年に日本証券業協会
に株式を店頭登録(現ジャスダック)し、2000年に東京証券取引所2部、02
年に東証1部に株式を上場した。
サブプライム問題の発生に伴い銀行からの資金繰りが悪化し、アーバンコ
ーポレイションは7月にはフランスの金融大手のBNPパリバを割り当て先と
して、300億円の転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行した。しかし、
国内で不動産企業の倒産が相次ぐなか、格付けが投機的水準に引き下げられる
など、信用力や業績への不安が高まった。
民間信用調査機関の東京商工リサーチが8日発表した企業倒産状況によ
ると、7月の全国企業倒産件数(負債額1000万円以上)は、2003年10月以
来4年9カ月ぶりの高水準となった。不動産業と建設業の倒産が大幅に増加し
たことが響いた。
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「不動産USA」などという造語自体が、「売り煽り」の要素をたぶんにもっているのですが、
以前記事にした、バブル時代の「不動産AIDS」 のように、もともと噂の多い企業に、こういった
アルファベットがついたりして、景気が悪くなると一気に破綻したりすることがあるようです。
ここまで来ると、もはやその企業の本当の資産状況よりは、市場の暴力に耐える能力、つまり
市場から信頼を得ている企業に頼る能力が、企業に必要になってくるのかもしれません。
とすると、アーバンもBNPパリバに頼ったじゃないか、ということになります。
しかし、頼る先を間違えると大変なことになります。長銀はUBSに最後の引き金を引かれましたし、
スルガはSBIに引導を渡されました。そして、今回のアーバンはパリバにやられました。
いずれも、しっかりとその「頼り先」は、汁を吸えるストラクチャーになっているはずです。
今回、パリバが全体としてどういった「たかり方」をしたのか?というのが一番興味がわきます。
まずはこんなリリース が出てます。300億円の使い道が「借入金の返済」だったはずなのに、
まずパリバと組んだスワップの返済に当てます、という、いきなりとんでもないリリースです。
パリバも、倒産のリスクを考えずにこのタイミングで300億を振り込んで来るはずはありません。
一体、どうやって300億円プラスαを回収するつもりだったのか?きな臭さを感じます。
既に当局が調査に入っているようですが、今後の展開に注目です。