いきなり思い出したので書いてみます。

僕はめったに小説を読みません。買ったり読んだりした小説はごくわずか。
ほとんどは買っても読みきらないで終わってしまいます。

大学生のとき、「名作狩り」として義務のように「世界の名作」「日本の名作」を読んでいましたが、
社会人になってからは、ほとんど読みません。が、これまでで一番良かった小説は、

「モンテ・クリスト伯」 A・デュマ

です。著者は「三銃士」の作者です。日本では「岩窟王」なんて名前にもなってたと思います。
無実の罪で投獄されて終身刑を宣告された主人公が、決死の思いで脱獄し、自分を陥れた
かつての仲間たちに復習していくという物語です。

脱獄するところまでは、「ショーシャンクの空に」「ミッドナイト・エキスプレス」といった
映画と同じ感じでしょうか。脱獄で映画は終わってしまいますが、この小説の面白いところは、
あまりのストレスとショックに全く風貌の変わってしまった主人公の復讐です。

人を落としいれ、平気に暮らす貴族たちを相手に、巧妙に、計算され尽くした手段で近づき、
いざ復讐のときに自分の正体を明かすのです。

いま、この本は、岩波文庫で全7巻で出ています。昔から変わっていませんね。

もう一度読み返すかもしれません。メジャーではありませんが、すばらしく興奮する小説です。