僕は小鳥好きである。(野鳥撮影)


なので心の隅ではもしかして小鳥も人が好きなのでは?(都会に暮らす小鳥が多い‥) 


何て事を以前私はブログに書いた事がある。


まぁ〜 何か今日少し判った気がする。


そうは言っても勝手な推測で信憑性も自信も全く無い。


さて‥ その事も含めて!!


僕の中で星の写真撮影が今チョットしたブーム(盛り上がっている‥)である。


その目的は‥


自分で撮った星の写真を「上手な良い写真だろう!!」って、何かのメディアで自慢する‥と、言うよりも!?


最近 YouTube で、独自で少し学んでいるレンズの光学特性についての個人レベルでの実証実験が面白い。


レンズの性能を測る(知る)MTF曲線は今までも多少だが理解をしていたつもりだが‥


そう言う基本性能以外にもザイデルの収差や色収差についてのレンズ性能が星の撮影で案外手軽に理解出来るのである。


また昔のレンズ(オールドレンズ等)に比べて今どのような方向でどう言う形に最新式レンズは進化をしているのか?


オートフォーカス機構や手ぶれ補正等の付帯機能もそうで有るが、特に描写力を中心にとても興味が有る。


ぶっちゃけ価格の高い最新型の高性能レンズは本当に描写性能(解像度及びコントラストが高く多種収差も少なくましてボケ味が綺麗!)が良いのか?


カメラの開発(エンジュニア)に現役中に関わっておられた YouTuberさんが発信されているコンテンツのおかげで‥


本当に少しづつではだがそれらを理解しつつある。(光学理論は超複雑な理論や計算等も多いので、そこまでの深い理解を到底出来てはい無いが‥  いつもの事で、まぁ〜 何気無くでは有る。)


そこで自分が持っているレンズで自分の理解は正しいのか?


少し実験程度に星の撮影を今回も実際にして見た次第である。


暗い背景下で自発光(反射を含め‥)する小さい点の星の撮影(遠くにある被写体)はレンズの回析現象や収差が大きく影響(症状が出やすい。)する為に‥


良く言われる光学現象について‥ 


なるほど~! こういう事か? と、言うのが‥ 撮った写真を見ると良く解る。


皮肉的な言い方をすれば有る意味自然の光学チャートのようなものである。


それらを見ながら〜 どうすれば現在持ってる古い機材(カメラ+レンズ)でも上手く撮れるか? 


ちょっとそんな事を考えたりする事も趣味の写真撮影としてはとても面白い(楽しい‥)のである。


それにもう一つ輪をかけて‥


今の時期は冬の流星群を肉眼で見られるのが素晴らしい。(楽しみ‥)


どうして今それらが自分に見えたのか? 自分でも何故かは良く(ハッキリ)解らないのだが‥


今まで生きて来て流れ星を見た事は正直無かった。(記憶が無い!)


山形の田舎の星の綺麗なところで僕は生まれ育ったのだが小さい頃に見た記憶も全く無い。


それが今回夜空の写真を撮っていて肉眼で流れ星が見れたのである。


僕の目(視力)がギリギリの線で流れ星を見るには昔しから弱いのか? 


今までの生活環境(特に都会に出て来てから〜)でその条件や機会が無かったのか?


まぁ〜 そんな💕ロマンチックな光景をのんびり見たいと言う意欲がそもそも無かったのかもしれないが?


しかし、昔は見え無かったのにそれが今はちゃんと見えているのである。


さっきも同じ事を書いたが‥ 


それが何故かは‥  まぁ〜 率直に自身も良く解らないのである!


もしかして?  そんな事は無いとは思うが‥ 


12月の双子座流星群のせいで例年よりも流れ星が異常に多いとかかもしれない。


まぁ〜 深掘りせず!  いずれにしても‥


星を撮ろうと色々と出かけた(長野県長野市•埼玉県寄居町•群馬県富岡市)ところで肉眼でハッキリと今回流れ星が僕の目に見えた(見えた‥)のである。


針のように細い〜 キラッ!! と、した繊細な光が、夜空で一瞬放射状にパッと散らばり‥ スグにそれは消えてしまうが、タイミングによってはそれらは連続的に続くので有る。


僕はそんなに良い(値段の高い高性能レンズ)レンズを持って無い。


しかし、箪笥の奥にしまってあるチョットした明るい(F値1.8)レンズを昔し買った事を思い出す。


それも‥ まぁ〜 今回実験して見ようと思ったキッカケの一つではある。


それは当時撒き餌レンズと呼ばれたCanon製の単焦点レンズで有る。


明るいレンズだが安いのでレンズ構成で低分散レンズ等は特に使われて無い割りかし少ないレンズ数で構成されている。


APS-cで換算すると画角は75mm位なので風景写真描写にはチョット狭い(望遠寄りの画角‥)のだが‥


それで今回は星を撮って見た。


そして‥


撮った写真を見てなるほど!  と、思ったので有る。


絞り解放(F1.8)でISO感度1600シャッタースピード15秒でレリーズで撮影した星の写真である。


星個々がとても大きく写っていて、それぞれ多彩な色が乗って‥ それらはとても美しく煌びやかな星空で有る。


と‥ 、 今までの全く無知な(星空に興味の無い‥)僕なら多分そう思って喜んでいたに違いない。


これは実際は星が大きく映るのはフォーカスが微妙に甘く、星自体に色が付くのは大体は恐らく青ハロ現象(軸上色収差)で有る。


画角の中心から少し外れた位置(縁周部)に円錐状(三角にグラデーションぽくボケた星)の不自然な程大きな星があるのは恐らくはコマ収差(サジタルコマ)の影響である。


数週間前に見つけて始めたのだが今回の YouTube での写真光学機器解説の映像コンテンツのおかげで写真を見てそれら上記の事が多少は読み取れる。(予想出来る。)


収差の対策はと言うと‥


先ずは明るさを欲張らずに絞りを2段程度絞るとチョット写真自体は暗くはなるが上記現象はほぼ無くなる。


シャッタースピードをこれ以上長くすると星が楕円形(桿状)になってしまう。


出来る(最近の‥)優秀なカメラならISO感度をもう一段上げれば良いかもしれない。(ノイジーで無ければ‥)


これも実際に撮影して解った結果である。


多種の収差が軽減された星の写真はおとなしくどうも見た目は僕には淋しく感じるのだが‥


天文屋さん(天体専門の写真愛好家さん)に言わせると青ハロ現象の有る写真は天文写真としては最低(どうも嫌われる‥)らしい。


※因みに光学技術者のYouTuberさんも天文屋さんである。


この部分(知識)が写真撮影では重要な判断を必要とする為にチョットした知識を必要とする部分では無いだろうか? と、私が思うところである。


例えば明るいチョット良い性能のレンズを持っていても、一番明るい解放F値に絞りを開けると肉眼では感じられ無いかもしれない範囲(程度に‥)で収差の影響が特に写真縁周には恐らく起きている。


それはレンズ自体のMTF曲線データが有れば容易に想像し判断が出来る。


場合において絞りの最大開放値の明るい利点(ボケ味)を活かしたレンズの性能全開を活かした写真にするか?  


それとも、少しの収差も表れ無い(最小限に収差を抑えた設定での‥)前提の高画質な写真を描写のボケ味を多少犠牲にしてでもそうする(開ける)か? と、言うような〜 

撮影時の見極め(判断)がとても重要であると感じた。


もう一つ二つ‥


フォーカシングでわざとピンボケさせた星が円形にきれいにボケる。


それらを注意深くよく見て見ると、ボケた星の円の縁が二重線になっていたり〜 画面端の方ではボケの円形自体が少し歪みレモン型の楕円にボケたりしている。


映画等で⚠️注意して見てるとレンズの性能が良くわかる。


映画では大概ハイエンドな光学設計(極力収差が少ない‥)のシネマレンズを使い撮られる。


被写界深度の浅い場面で被写体の背景に発光光源等有る場合や、均一に並んだ物体が有る場合等に、画角中心から画角周縁部まで綺麗に丸い均一な綺麗なボケが出るので解ると思う。


安い写真レンズではそうはならない。


最近噂の映画『トップ○ンマーベリック(最近でも無い‥)』にも様々な被写界深度の浅いシーンで美しくしい背景ボケが見られる。


一部にブラックママジックシネマカメラが使われ撮影されたらしい。(チョイ耳学!)


レンズに収差の有る場合はそんな中心部の綺麗な真円とは少し違った歪んだボケ現象が画角の端(周縁部)の方で特徴的に見られる。


これもレンズの収差(球面収差補正による2線ボケの影響)で起こる現象である。


普段の太陽光下の均一に明るいフィールドでの写真撮影(風景•小鳥)で撮った写真では良くわからない。


と、言うか‥ 認識(意識して感じることの難しい‥)の出来ないボケ現象である。


特に僕の場合は普段に多く使うレンズ自体が望遠側で暗いので大体は開放値で撮る為に写真の縁周に2線ボケ等の現象は多分被写体の前後に発生しているものであろうと思われる(推測出来る。)が‥


そのシチュエーション(小鳥の背景)には抜けの良い青空(雲とか‥、たまに枝葉)の絵が多いの(殆ど‥)で、撮った写真では背景ボケを良くは(全く)わからないのである。


しかし、画質にはそう言うことが厳密には往々にして出ていて多分影響して(良く見えないが実際に負の条件が蓄積される‥)いるのだとしみじみ星を撮った写真を見ていてそう思うのである。


チョット上記とは違う類の良く有る安価な望遠レンズ等に見られる収差だが‥


例えば、野鳥撮影でもこれはこのレンズ域(望遠性能)では難しいかな? と、思うような肉眼でもそこに鳥が実際にいるのかどうか微かにしかわからない程に遠い位置(何か鳥がいる?)に有る大型(猛禽類等)の鳥をそのレンズの最大望遠域で無理矢理(撮っても使え無いな‥)に撮影をすると‥ 


写真へは小さくしか撮れて無いその鳥(被写体)を後に(画像処理で‥)仕方なく拡大(トリミング)して見ると鳥の種類は判断出来る程度の写真が撮れていたが、多大(かなり太い感じで‥)にその撮った鳥の輪郭が紫色の線で縁取らていることが良く有る。


パープルフリンジ(倍率色収差)と呼ばれる収差の現象である。


遠いものを撮ると‥


レンズ技術(底分散レンズ)と特定の色の周波数を切るフィルターで抑えられている色収差なのだが被写体からの入射光以外の余計な方向から光が絶大にレンズに入ることによってとレンズの設計技術では抑えられずに表れてしまう色収差による現象である。(逆光等の直接太陽光がレンズに入って出るフレアとはチョット意味合いは違うが余計な光がレンズへ入ると言う意味では少し似ている。‥自然での撮影では照明を操るようには中々光は読めない。)


そんな時は倍率もあってもう少しだけ光学性能の良い(EDレンズの多く使われる‥)大口径の高級望遠レンズが欲しいなぁ〜 と、思う事が‥ 昔し少しあった。


そう言う現象(フリンジ)が起こった場合に自分はフォトショのレタッチ機能を使い紫の縁取りを手(マウス)でなぞってラフに消して、そのことで不自然になった輪郭のなるべく外側の部分を最終的に見た目に輪郭がボケ無い程度ブラーで少しボかし処理をする。(まぁ〜 そうゆう❤️加工合成好きなので有る‥ 最近は修正が優秀な驚くようなAIにもたまに頼ったりもする。)


自分の所有する古い機材で最大努力し工夫を凝らす(考える)のが好きである。(メチャクチャなそんなあらての手法が例え専門的な意味で大きく誰かに批難をされても?)


まぁ〜 天邪鬼!!!! な‥ 性格なので僕はあまり批判にめげたりはしない。


まぁ〜 そんな事をわざわざ指摘し批難をしてくれるぼくと同じ趣味を理解してくれるような友達も最近はあんまりいないし‥


星空を撮ると比べものにならない程に色んな収差がレンズで発生し合い、撮った写真を見るとそれら現象(原理)が良くわかるのである。


まぁ〜 上記勉強とは? 


手始めはそんな程度の事からではあるのだが‥


まだ肉眼では辺りは暗いのだが‥ 


そうこうしていると!


撮った写真を確認している(写真を撮ると自動的にモニターに写し出される‥)と、だんだんに星の背景である空が徐々に青ポク(元はグレー)くなって来た‥


まぁ〜 ホワイトバランスが自然に青く変わってきたと言う事は‥


夜が明けるのが近いと言う事である。 

    

まぁ〜 🥶寒いし‥ ソロソロもう帰ろうか?(コンビニで熱い☕️コーヒーが飲みたい!)


そう思っていると何故か今更何? と、思うのだが‥ 


続々と🚗車が僕のいる駐車場へと集まって来た。(急に4台近くへ停まった。)


まさか今から星空の撮影でもあるまい?  と、思って???


車から出て来た人へ「おはよう御座います。」と挨拶すると‥


どうもここは朝日(日の出)を撮影する定番スポットでもあるようである。


確かに高台で寄居町が広範囲に障害物無しで見渡せるデッキ的な場所が僕が撮影していたチョット先に有る。


夜明け前にその人たちと少し話をしていて‥


「天気が良いと‥ 寄居町(を中心に‥)から見て南側の山が連なる方角へ東京スカイツリーがその山の奥へと小さく見えるんですヨ! 」と、彼らに教えてもらった。


夜が明けても僕には肉眼でそれら(都心部の風景)は実際に見えなかった。


夜景や朝日が登る風景(写真)に興味は無かった。(当初に記したように目的は流星を含めた夜空の星の撮影で有る。)


ここへ来て見て撮影の時は光害が多大に影響する思われる寄居町の明るい風景の見えるデッキの方へ(トイレが有る‥)も殆ど行かなかった。


住んでる方々には失礼だがここに来る計画をGoogleマップでしている時には寄居町は埼玉県でも相当田舎で街の光害もは少なく、星の撮影には影響しない絶好な場所だろう? と、言う‥ 勝手な印象(推測)で僕はここへと来たのだが?


その予想は全く裏切られて‥ 


実際に此処へ来て見たら〜 


寄居町は一晩中通して‥


それはそれは驚く程の明るさ(人工光の)だった。


そんな事でも‥


もう年末なので冗談はやめて正直に真面目に思った事を言う(書く)のだが‥


冒頭の小鳥達の話しで‥


やはり小鳥達はこのような街の夜の明るさか?  照明のエネルギーによる夜の暖かさ? の為に‥ 


真っ暗で寒い🌳森の中では無く‥ 


人間が暮らす街の中に色んな種類の小鳥が数多く住んでいるのでは無いだろうか‥?


と、そんなふうに強く思うのである。


外敵(大型の猛禽類等の小鳥の天敵)もそう言う都会の環境下では少ない。


都会にも案外安定した💦水も🌲樹木も有る。


それから〜 都会では深夜でさへ鳴く(囀る)小鳥(雀やそれらに類する小鳥)達も多くいることに気づいた。


小鳥達が安心して夜も暮らせているのである。(大概の猛禽類は夜狩を行う。)


そう言う風に考えると‥  


鳥達は別に人間が特に好き(共存関係)で都会へと居る(住む)訳では無さそうで有る事が予想が出来る。


そう言う現実を思うとチョット私は淋しくも思うのである。


まぁ〜 取り留めも無いような‥  そんな事を考えていると‥ 辺りも完全に(肉眼で認識)明るくなって来てしまった。


せっかくなので‥ もう、露出も持ちそうな(可能)明るさなので、簡易的にだが(三脚ももう立てずに気持ち手持ちで‥)夜明けの風景を彼らへと混じって少しだけ撮って行こう(帰ろう‥)! と、そう言う気になった。


「郷にいては郷に従え‥」 と、言う‥ 事である。


そして日が昇って来た!!


後、その時に撮った写真を家に帰って見て私は驚いた!!!


撮った写真に東京スカイツリーが針のような感じだが、写真を拡大し輪郭を見ると建物の特定が出来る形でそこに写っていたので有る。


こう言う事でも最近の(まぁ〜これを撮ったのは僕の所有する15年位前に買った古いデジイチではあるが‥)カメラやレンズの技術進歩には本当に驚かされる。


多分東京スカイツリーまでこの場所から恐らく距離的に100km以上は離れている。


1等星のような明るい星では無い小さいより遠い星もそうだが、人の目には普段肉眼では見えないものが(僕の視力では見えない‥)こうやってレンズを通すとカメラで撮った写真には写っている事があるのである。


もう一つ‥


撮った写真で!  思った事がある!!


まぁ〜 日の出は晴れた状態なら明るい風景の写真ではあるのだが‥ 


☀️太陽も🌏地球にとっては大変重要な星の一つでである!!


日の出の写真も立派な天体写真(星景写真)である。


まぁ〜 天文屋さん(天体写真家)として⭐️星の写真としては皆既日食位しか太陽については撮らないとは思うが(w)‥


※ F値1.8の絞り開放で撮った星の写真。(オリオン座)
※ 上記より2段分絞りを落として撮った星の写真。(流れ星)
※ フォーカシングの際に態と比較で撮った星のボケた映像。
※ 夜明け近くの深夜の寄居町の夜景。(都会の夜の印象!)
50mm F1.8 中望遠域F開放値(APS-C換算約75mm) 向かって右側に東京スカイツリーが微かに見える日の出の風景。(朝日の下にはビル群も‥)