こないだ少し思い出してブログを書いた事で‥


自分でも少し気になり、車のトランクに何時もしまって(放置)いたオールドレンズを出して見た!


僕の好きな蓮の花の季節でも有る。

たまには出かけて写真を撮って見た! 


まぁ〜 その感想です!!


以前のブログ記事では Σ社製 レンズの話しだったのだが!  


車のトランク奥から今回引っ張り出したのは!


ペンタックス社製(SMCレンズ?)の古い38〜80mm位?の、Kマウント(ペンタクックス)のズームレンズで有る。


カメラは何時ものマイクロフォーサーズセンサーなので〜  (レンズのKマウントをカメラ側の3/4マウントにアダプターで変換をしている。) 


もちろんレンズの電子制御は出来ない。(レンズ無しレリーズOn)


フルセンサー換算すると‥ 約76〜160mm位と‥ なる。


中途半端な数字(画角)の案外用途も限られる中望遠域のレンズとなる。


このレンズを久々に使って見た。


先ずは使い勝手の部分で大きく気づいた事がある!


例えば露出をカメラ機能のAI(カメラ判断)に設定すると‥ 


レンズ自体はオートフォーカスやオートのカメラ側の露出システムとは隔絶されている。


それでも、レンズ(側)に付いている手動絞りを開けても、絞っても、適切な露出の同じ明るさを自動で保つ!。


多分カメラ側のAIがシャッタースピードとISOを自動調節していると思われる!


まぁ〜 考えれば当然なのかもだが!?


つまりレンズと本体のシステムは隔絶されていても、AI露出がカメラ側で設定されていると‥


露出のオート機能がレンズから入る明るさ(絞りの光量)に対してカメラ側のオート機能で可能な部分ダケ働くと言う事で有る。


それからレンズ個々に対しても面白い事に気づいた!!


先ず、最近のレンズ(カメラのメーカーのカメラにセットで付いてくるレンズ)には手動の絞りリングは殆どの機種付いて無い!(直感的な絞り操作は出来無い。)


最新のカメラのフォーカス機構にもレンズと連動したオート機能とマニアル操作機能が有る。


そしてマニアルのフォーカスリングは新しいレンズでも殆どのレンズに付いている。


絞りも‥ 勿論、上記同様にオートとマニアル機構はレンズ内に存在するのだが! しかし、フォーカス操作とは異なり、レンズ自体にマニアル絞りリングは殆どのレンズに付いて無いのである!


マニアル絞りの調整はカメラ側のダイヤルキーを操作するような形で(電子的にレンズに命令してレンズ内のモータで絞りを動かす‥)動かすようなシステムのレンズが最新式には多い。


まぁ〜 上記したようにマニアルフォーカス操作は出来るのだが、自分の場合は余程の狙いが無い限り(野鳥撮影では‥)露出はAI任せにしている。


なので‥ 写真(デジイチ)で野生動物を撮る場合は絞設定を今まであんまり気に(意識)した事も実践では殆ど無い! 


自分のカメラの露出がシャッタースピード優先オートなのか? 絞り優先オートなのか?  それすら今まで意識して使って無かった!


仕事でビデオカメラを扱う時は露出はピキピキ(気を使うのだが‥)しているのだが!


まぁ〜 デジイチのオートの露出性能については優秀だと言う事だと思う。


ただ、何か狙いが有って絞りを動かすならば露出はAI設定では無く絞り優先AEと設定しなければなら無い。


今回はマウントアダプターを介しレンズ(オールドレンズ)をボディーへ付けているので、レンズとボディーの電子的な連携は一切取れてい無い。(レンズ無しレリーズ状態)


それでもAIは機能(多分、シャッターとISOの自動調節!)していて絞りの捜査が自由自在と言う不思議な状況なので有る。


今回のレンズ(ペンタックスのフルマニュアルレンズ)は絞りを絞っても暗くならないし開けても明るくはならならい。


まぁ〜 今日はピーカンに晴れた青空下の事なのでそうなのだが! 暗いところではノイズやブレが酷い事は予測出来る。


今は絞りの開け閉めで被写界深度が若干(肉眼では解り難いレベルで!)変わるのみで有る!!


写真撮影とは真逆で、同じカメラで動画撮影する場合について僕は基本マニアルしか使わない。(僕の用途の場合だが、動画撮影は被写体に対してじっくりカメラの露出調整出来る!‥ 僕の場合は大体動画の撮影は風景がメインで有る!)


動画でもオート露出機能も使え無いことは無いとは思うが‥ 周りの明るさにオート露出が反応して撮影している画像が不自然に明るくなったり暗くなったりするのは頂けない。


露出は固定である。


僕のレンズに限らず全て(殆ど‥)のオールドレンズには機械的な絞りリングがある。(大体は、カチッカチッとクリック感の有る操作性の絞りリングである。)


小絞りボケが起きない程度、今回は‥ 絞りを故意に絞って撮影をして見た! (理論的には被写界深度が深くて絵にキレがある写真となるハズ!!!!)


しかし、実際! そう絞り設定し、フォーカスリングを左右どちらの方向に目一杯回しても、フォーカスの山が全く掴め無いのである。(多分、全てのリング位置でフォーカスが合っているようにファインダー内では感じる!)


拡大フォーカスアシスト(画角中央をファインダー内で電子的に拡大する!)機能を使ってでも肉眼で自分の目にはその微妙さは解らないので有る。(言い換えると! 光量が十分なので、どのフォーカス位置でも恐らくはパンフォーカスなのだろうか?)


おそらくファインダーにピーキング表示が出来ればもしかしてその山も解るかも!?


まぁ〜 仕方が無いので、画角を一旦作ってから‥ 絞りをワザと開放方向(被写界深度をワザ浅くしてピントの山を掴んで‥)にして、マニアルフォーカスの操作(ピント合わせ‥)をして、フォーカスを調整後に再び絞りを絞って戻して(最低限絞った状態で‥)からシャッターを切るようにした!


手持ちだと煩わしく相当難儀な操作で有る。


しかし、絞った時よりフォーカスの山がわかる。


まして‥ それが意味の有る事なのかどうか?


 まぁ〜 解らないが!? 


後で撮った写真を良く見るとフォーカスの上手く合って無い写真が多数枚有り、上記の苦肉のフォーカス操作にも意味が有る事は後に解った!


映画のFilm撮影では‥ 特に単焦点広角レンズのフォーカス調整は難しいと言う話しを良く聞く。(映画撮影にはフォーカスマンと言うフォーカス調整専門技術者がカメラオペレーターとは別に存在する。)


彼らはカメラのセンサー位置(Film面)から被写体迄の距離を専用のメジャーで計測し‥ その数値をレンズのフォーカスに反映させてフォーカス調整を行うので有る。


シネマレンズにはフォーカスリングにその調整用の距離を表す目盛りが備わっている。


今の電気的なシネマカメラには色々なフォーカスアシスト(ピーキングや拡大フォーカス)や、優秀なオートフォーカスがあるので目盛りが無くとも何とかは肉眼でも判断出来るが!


Filmカメラにはそんな機能は無い。


こういう事(古いレンズを使う)で被写界深度が深いラージセンサー+固定焦点のワイドレンズの条件下でのフォーカス調整の難しさのその意味が良く解る気がする。


そう言えば‥ オールドレンズにはその意味と思うがマニュアルフォーカスリングにフィート表示の距離メモリが有る。


最近レンズに距離のメモリは殆ど存在しなく皆無で有る。(まぁ〜 それ以前にフォーカスリングに絶対値は無く、クルクルとリングが左右どちら方向にも止まる事を忘れて何時までも回る!)


話しが飛んでしまった!


上記にのような事に出くわすと、遊びだし‥ 何か‥ もう、フォーカスが何処なのか感覚的には解らず、被写体との測る訳にもいかず、仕方なく‥ おおよその目測の距離にするか?(多分意味無い?)  


挙げ句の果てはフォーカス位置を無限大近く(感で!)でシャッターを切るしか無いかな? と、思うも‥


そう言う事にはどうしても抵抗感が有る!!


蓮の花(古代蓮)を今回オールドレンズ(ペンタックスのFilmの写真機で使用していた!)で撮って見た!


何処がどう良いのかは具体的にはハッキリとは解ら無い(説明出も来無い‥)が!!


アサヒペンタックスSMCレンズには素直でない何か?  微妙な味(何か癖)が有る!!


蓮の鮮やかな色と世界おぼろげな輪郭の世界に引き込まれそうな感じがする。


セットレンズの解像度のキレとは違った、僕には特に丁度良い感覚が得られる優秀なレンズなので有る‥


ただ‥ 目下夢中の野鳥観察(撮影)にあまりそのレンズの出番は無い!!!!


そして‥ 今のレンズと比べると重くて腕は相当疲れる!