高校生が戦国時代にタイムスリップするというよくあるストーリー。
但し、それが三方ヶ原の戦い、舞台が浜松・浜北に特化しているとなれば話は別。
近隣の地名や名字が次々と登場して興味深く読めた。
この辺の歴史はよくドラマでも扱われるけれど、ここまで土着の武士にスポットを当てた物語はなかったと思う。
朽ち果てた寺の山門からここまでの話を導き出した手腕はすごい。
仙石壱岐さん、浜松東高柔道部、浜北区(現浜名区)沼出身でいいのかな?
浜松市在住者にはきっと面白く読めると思う。
もっとたくさんの人に読んでほしいです。