悪を喜ばせる生き方、神を喜ばせる生き方 | 死ぬまでに必ず知っておくべきこと - JESUS

歴史的絵画の一つである、「最後の晩餐」。

 

 

主イエス・キリストが、逮捕されて十字架処刑となる前に、使徒たちと最後に取った食事の風景が描かれたもので、実際の食事風景とは異なるものの(イエスたちはテーブルとイスではなく、床に座りながら食事をしました)、レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作として世界的に有名な絵画です。

 

 

 

 

 

 

 

この絵画について、信憑性は定かではありませんが、とても興味深い話を聞きました。

 

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチは、この絵画の作成にあたり、各人物のモデルを探していました。

それぞれが、レオナルドが思い描く人物像のイメージと一致しなければなりませんでした。

 

 

 

神であるイエス・キリストのモデルには、教会でコーラスを歌っていたある若者が選ばれました。

 

 

 

この若者は、イエス自身から来る愛、純真さ、優しさや思いやりで溢れていたからです。

 

 

 

 

数年後、レオナルドは、イエスを裏切った使徒ユダ・イスカリオテのモデル探しに苦労していました。

 

 

 

ユダは、イエスと行動を約3年間共にしながら、実際にはイエスへの信仰を持っていませんでした。

 

 

 

イエスは、天の父への祈りの中で、ユダについてこう言っています。

 

 

 

「わたしは彼らと一緒にいる間、あなたが与えてくださった御名によって彼らを守りました。わたしが保護したので、滅びの子のほかは、だれも滅びませんでした。」(‭‭ヨハネによる福音書‬ ‭17:12‬‬)

 

 

 

 

ユダは、表面上はイエスといながら、一番大切な心の中では、悪魔を選んだのです。

 

 

 

レオナルドは、そんな裏切り者ユダのモデルを探すべく、刑務所に出向かいました。

 

 

 

そこでレオナルドは、思い描くイメージとピッタリの男性を見つけ、モデルになることを頼みます。

 

 

 

 

ユダを描き終えたレオナルドに、モデルだった男性は完成間近だった絵画を見せてくれるように頼みます。

 

 

 

この絵画を見た男性の目には、涙がとめどなく流れていました。

 

 

 

驚いたレオナルドは、どうしたものか彼に尋ねます。

 

 

 

すると男性は、実はイエス・キリストのモデルは自分だったと打ち明けたのです。

 

 

 

 

数年前、愛や優しさで溢れていた若者は、その後神から離れ、悪の道を歩み、レオナルドが同一人物とは見分けもつかないほどに形相が変わり果ててしまったのです。

 

 

 

 

 

 

"You are what you eat"(人は食べるもので形成される)

 

 

 

 

 

そんな言葉があります。

 

 

 

 

 

健康的な食事を摂り続ければ体は健康的になり、逆に不健康な食事を続けると、体ももちろん不健康になります。

 

 

 

神に奉仕し、神からの愛で溢れていた若者が、その後悪の道を歩みことで表情まで変わってしまったように、私たちの霊的な生活も、普段何を行い、何を取り入れるかで大きく変わります。

 

 

 

 

神の言葉に触れ、神に喜ばれることを続ければ、神からの祝福があります。

 

逆に神に背き、自分の欲求を満たすことばかり続ければ、悪魔を喜ばせ、悪に満ち溢れた生活になります。

 

 

 

 

 

 

「肉に従って生きるなら、あなたがたは死にます。しかし、霊によって体の仕業を絶つならば、あなたがたは生きます。」(‭‭ローマの信徒への手紙‬ )

 

 

 

 

 

 

私自身を含め、それぞれが日頃の生活を見直し、霊的に健康的なものを取り入れることで、神の祝福と喜びで溢れた日々を過ごせますように。

 

 

 

 

 

 

アーメン

 

 

 

 

 

 

 

 

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