
開演前の客入れ時トークで
フェルツの話を聞く。
なにより、生のドイツ語って新鮮!カッコいい笑
フェルツのマーラーは、爆演とかいう触れ込みで売り出されて
それに釣られてCDを買ったことがある。
言うほど(いい意味でも悪い意味でも)おかしな演奏ではなかった。
ま、音楽を聴く耳を持たない俺なので
いつものように演奏そのものについては特に言及しない。
大地の歌。
聴きながら考えてたのは
俺が酒を溺愛するようになったのは、
この曲の酒浸り歌詞による影響があったな、っていう。
もとをただせば、漢詩における飲酒讃歌が
自分の深酒の理由付けというか免罪符に捉えてる節があるけど。
一瞬現れるあのどんちゃん騒ぎの場面(第4楽章)、
まるで京劇みたいだな、って思った。
マーラーは京劇を知っていたのだろうか。
最終楽章、チェレスタが印象的。
家で聴いているときは、この楽章にたどり着く前に寝ちゃうので
こういう響きだったんだな、と改めて思う。
そいやショスタコーヴィチもこういう消え入るような流れの中でチェレスタを使ってたが
マーラーの影響もあったのかな。
独唱も生で聴くと全然印象が違う。
いつも言うクソフレーズではあるけれど
やっぱ生だなー。
あ、そいやマンドリンって気がつかなかった。。