ウチは3階建ての2世帯住宅なのだが、最近、R太郎がしきりに「ばぁばんちいきたい」と言う。
やはり、じいじばあばは僕らに比べて甘いからだろう。特に、ハルキチが生まれてからは、ハルキチは全く怒られないのに自分だけ怒られる、ハルキチは世話を焼いてもらえるのに自分は自分のことを自分でやらされる、ということが続いているので、こういうことになっているのだと思う。
昨晩は、ボクが帰るなり、チャンスと見たのか「ばあばんちいく」といって靴をはき出した。「ダメ。遅いから」といったらギャン泣き。結局、強引に出かけていった。
ハルキチは、クローンと見まごうほど、ボクに似ている。眉毛は太くて顔は濃いし、冷え性なのに足がしっとりしている。ママは「ちょっとうすくなってて、ハルキチのほうがかわいい」と反論するが、そんなに違いはないのではないか。一方、ボクにそっくりだと思っていたR太郎が、あまり似ていないように見えてきた。人間の顔って不思議だ。