久しぶりにフラリと独り立飲みに出かけました。
以前から気になっている店があったのです。
鶯谷の「信濃路」という居酒屋さん。
某芥川賞作家が下積み時代に通い、現在もときおり訪れるそうです。
彼のエッセイにもたびたび登場する店で、一度行ってみたいと思っていました。
いやー、この歳になって初めて、鶯谷の駅に降りましたよ。
常磐線や山手線で通過するたび、車窓からの街並みを眺め、「なんかラブホテルの多い街だな」と思っていましたが、実際に多かったです。脳みそが子供のままのオッチャンはドキドキしてしまいました。
目指すお店「信濃路」は、駅の北口を出るとすぐ目の前。
一見すると立ち食いソバのお店にしか見えませんが、入口を入ってすぐ右手へ進めばカウンターとテーブル、座敷をそなえた居酒屋コーナーになっております。ちなみに入口を素直に進むと立ち食いソバのカウンターです。
居酒屋コーナーのカウンターに座を占め、まずは生ビールとポテトサラダ。
ポテトサラダはマヨネーズの味がシッカリと効いた酒飲みのためのポテサラでした。
背後のテーブル席では、まだ明るいうちから全開で飲んでいるグループが複数いて頼もしい限り。それもそのはず、なんとこの店、24時間営業なのです。
壁にずらりと並んだ品書きを眺めながらビールを飲み干し、次は酎ハイとドテ焼きを注文。
酎ハイは、氷と焼酎が入ったグラスとともに、ハイサワーの小瓶が登場。この絵面、嬉しいじゃないですか!
牛筋の味噌煮込み「ドテ焼き」は、ちょっと甘めの味付け。汁に浸って見えませんが、牛筋は大きな塊がゴロゴロでボリュームたっぷり。汁を味わいながら濃厚な牛筋をちびちび齧って中追加。
あの作家も、「同じカウンターで飲んだんだなあ……」などと考えたら、非常に感慨深いものがありましたよ。
とにかくメニューが豊富で、もっともっと食べたいものがあったのですが、他にも寄りたい店があったため、1時間ほどで切り上げました。
また立飲みに出かけたら、必ず寄っちゃいますね。
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