言葉のチカラの本質 | やわらかこころ塾 since2007

言葉のチカラの本質

厳密な意味での言葉のチカラというのは 
その言葉から得る語感
やり取りされる語感
それによる心身の反応による影響力です。

例えば「ありがとう」という言葉。

それを言う時、言ってもらう時に
嬉しさや喜び、温かい気持ちがわくのなら
「ありがとう」という言葉には
そのようなチカラがあるといえます。

ところが「ありがとう」を社交辞令として
言わされてきたり、心にもない言葉として
長く認識してきた人にとっては
「ありがとう」に、喜びを覚えないばかりか
冷めた気持ちがわくかも知れません。

また日本語の意味を知らない人にとっては
ニュートラルな記号や発音に過ぎません。

どのような気持ちによって使われた言葉か
使った言葉か、その積み重ねの習得によって
ある言葉を発する動機も、受け取る反応も
一人一人違うのです。

つまり言葉のチカラも。

言葉という形式の良し悪しだけを 
選別することに大した意味はありません。

言葉に意味づけをし
喜びや楽しさ、安らぎや寛容、創造 
といった(もちろん負の意味も含めて)
反応を起こすことのできる、人の心が
そのチカラの本質なのです。