沖縄 ガンガラーの谷 | 芒果の旅の備忘録

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オトナの家族旅行、温泉のんびり夫婦旅行、ランチやふるさと納税のこともちょこっと書いてます。

沖縄4日目午後のドライブでは

ガンガラーの谷へ行きました車ダッシュ



大昔の鍾乳洞が崩れ落ちてできた谷で、

2万年前の古代人が生活していた場所。


現在も発掘調査が行われているところです。




中に入るには事前予約制で、

専門ガイドさんと一緒に約1kmのコースを

1時間20分かけて歩きます足


入場料@2500円




集合場所は鍾乳洞の中気づき




テーブルが置かれ

カフェになっていましたコーヒー


「映え」好きのお嬢さんたちにウケそう指差し



雨が降る訳でも日が当たる訳でもないのに

なんでパラソル?と思っていましたが、

入ってみてわかりました傘


鍾乳洞だから

上から水滴がポツリポツリ落ちてくるのびっくり

ここの鍾乳石は今も50年に1cm伸びているそうです。




入口そばの

シルバーのシートがかかっている所は

発掘調査真っ最中とのこと⛏️




1人1つずつ

さんぴん茶の入った水筒が配られ、

ガイドさんが名前と人数を確認したら

亜熱帯の森へ出発〜




定員20人くらいだったかな?

ガイドさんの後をついて行きます。




通路の横にはクワズイモの大きな葉っぱ🌱


トトロの傘の葉っぱです。




台湾から来たジャイアントバンブー。

直径30cm、高さ30mにもなるそうですびっくり




大きな大きな木、ガジュマル。



ガジュマルって歩くんですってアセアセアセアセ


たくさん垂れ下がっているのは根っこです。

これが地面に届くと

そこから水分や養分を摂って太い幹になり、

元の根が枯れて…を繰り返し

何十年もかけて移動していくそうです




垂れ下がった根っこ。


思いのほか堅くしっかり絡み合っています。




良縁や安産を祈る女性の洞窟。

深い穴があいていて中には入れません注意


女性の胸やお尻の形の鍾乳石があるそうです。




川に沿って歩いて行くと、




こちらは男性の洞窟で、

命の誕生、成長を祈る場所。




中は真っ暗なので、

グループごとにランタンを持って入ります。


懐かしい石油ストーブのにおい

ちょっと冒険みたいでワクワクします指差し




男性の洞窟も女性の洞窟も

想像力豊かな世界


東南アジアのヒンドゥー教寺院などにも

似た信仰がありますね。




さらに谷を下りて、




見上げると、

数十万年前の鍾乳洞が崩れ落ちてできた

というのがよくわかりますびっくり




「ガンガラーの谷」という名前は

上から石を落とした時に聞こえる音から

付けられたというのも納得です。




最初にトトロの葉っぱと聞いてから

やってみたかった芒果夫。

最後の方で程よい葉っぱを見つけました。


クマになってますが、満面の笑みです爆笑





そしてこの谷で一番の人気スポット、

大主(ウフシュ)ガジュマルキラキラ



大きすぎて写真に入りきらないので

動画にしました。



この木は足元からではなく

洞窟の上から生えていて、

上からずーっと長い根っこを垂らして

こんな巨大な木に!




ガイドさんが上手に撮ってくださいました。

縦長で足が長く見えるわキメてる




振り返ると

映画のセットのような景色がキラキラ




今度は谷から上がってツリーテラスへ。



ここから、2万年前の人骨4体が発見された港川遺跡が見えました。


4体は港川人と呼ばれ、

このガンガラーの谷で生活していたと考えられているそうです。




ガンガラーの谷には洞窟があり川があり

古代の生活場所としては最適グッで、


実際ここで

世界最古(2万3000年前)の釣針や貝のビーズ、

3万年前の人骨などが見つかっています。



2万3000年前の人も

ビーズでお洒落リボンしていたなんて

なんか素敵ニコニコ




港川人の復元像。


こういう人、その辺にいそうじゃない?ひらめき




古代や遺跡を身近に感じられ

ジャングルの散策もでき、

想像以上に面白いツアーでしたルンルン