ここは始まり

その向こう側にある

暖かいような

もの悲しいような

未知への憧れを

茂る草のざわめきが煽る
下車駅はどこにしようか

おもむろに考える間

窓越しに

いくつもの景色が通り過ぎて行く

探したいものが確かにある

青い期待を乗せた列車は

夏を走る
限界まで巻き戻して

拾い集めた幾つもの後悔

それでもこの手からは

別のものがこぼれ落ちていく

すべてを受け入れるまで
繰り返される

追憶の旅
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