さっきとは別の場所みたいに

照らすものもない

集う者もいない

空に残る

余韻に耳を傾けて

囁いた声を蘇らせる

その答えはあの音に
連れて行ってもらった

夏がまたひとつ

終わろうとしていた
震えるのは

まだ痛みを知らないせい

その先を歩き出すために

傷つくことを決めた日

きっと泣いてしまう私は

どこかで笑えるのだろうか
確かめ合うことを
受け入れたのに

手が触れた後
どこかに消えた

この手に感触が
残されているのだから

忘れ去られたのは私なのかも
しれない