そこに立っていたのはたった一人

傷ついたのは通り過ぎた人

後悔したのは私

決意が形になるのが

少し遅かった
同じように

笑ってもらえる術がわからなくて

目の前に映る姿は

何よりもみすぼらしく見える

それが全部嘘なんだと

信じられたなら

作り上げた影を

拭い去れるのだろうか
自らつけた傷を

為す術などないのだと決めつけて

絶望に明け暮れる人

はじめからボロボロな天使は

癒すことのできない羽根を纏って

寂しそうに眺めている