おはようございます。MPCメディカル顧問医の臼井です
。
前回に続き過呼吸の記事です。
過呼吸、あるいは過換気症候群とも呼びますが、正式な精神医学の用語ではありません。おそらく医学的な診断名をつけるとすれば「パニック障害」となると思います。
過呼吸、パニック障害では下記の症状がよくみられます。
・動悸
・息苦しさ
・胸部不快感
・めまい
・手、足のしびれ
・不安
・まぶしさ
・血の気が引く感じ
息苦しさ、動悸などが突然起こると、またその症状がおこるんじゃないかと症状を恐れて外出を避けたり、乗り物に乗れなくなってしまうこともあります。これを予期不安と呼びますが、予期不安が見られるようになると、だんだん行動範囲が狭くなってきます。ひどくなると引きこもりのような状態になってしまう方もいます。
息苦しさから過呼吸が生じるのですが、過呼吸が起こると袋を口にあてる方法をとっている方が多いのには驚きます。ペーパーバック法というのですがあれは実は危険なんです
。ちなみにもっと驚くのは、それを看護師など医療関係者に言われている場合もあるようなのです
。
ともあれ医療関係者の間でも正しい知識が知れ渡っていないのは残念と思います
。
では息苦しさ、過呼吸にはどのように対応したらよいのでしょう![]()
過呼吸を怒れ行動範囲を狭めていくしかないのでしょうか![]()
一つにはお薬を使う方法があります。病院にかかってお薬をもらっている人には「頓服」といって定期的に飲む薬に加えて症状が出た時に飲む薬があります。定期的にお薬を飲んでいても症状が出てしまう時に頓服を使うのも大切かもしれません。
でもそもそも「お薬を飲む前にできること」はないのでしょうか![]()
やはりカウンセリングでしょう。いろいろなカウンセリング技法がありますが、特に認知行動療法がお勧めです。
カウンセリング技法にはカウンセラーの専門によっていろいろありますし、クライアント(相談に訪れる方)の好みもあります。ただ認知行動療法のカウンセリングを受け、カウンセリングを継続しているパニック障害の方の7~8割は5~10回のカウンセリング(認知行動療法)で、生活に支障のないレベルまで回復していきますね。
もちろんお薬が必要な方もいます。しかしカウンセリングと併用することで回復が早くなりますし、具体的な対処方法がわかるので、頓服に頼り続けることが少なくなっていかれる方が多いです。
このブログをみている方で過呼吸やパニック障害でお困りの方がみえましたら、早めのご相談をお勧めします。遠方の方はまずはメールカウンセリングからがよいかもしれません。
病院に通院中の方、どこにも通院されていない方のどちらも受け付けています。
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