レクチャーで紹介したことをすぐに実行する現役生は少ない。本を読めとか、メモを取れとか言っても、せいぜいやるのは100人中10人くらいが関の山だろう。その貴重な10人の中でも、言われたことを継続的に実践する人は、3人いればいいくらいなのだ。
最初の10人を増やしていくのはほぼ不可能に近い。僕もはなっからそんなことはあきらめている。しかし、一度はアドバイスを実践してみた10人のうち、7人くらいはそれを習慣にしてもらいたいのだ。
肝心なことは、いきなり初日から無理をするなと言うことだ。本を読めと言われた翌日に、一気に3冊の本を読破してしまうような後輩は長続きしないのだ。焚き火に新聞紙を放り込んだようなもので、一度はバッと燃え盛るけれど、すぐに火は消えてしまう。最初はマイペースでもいい。でも、毎日少しでもいいから継続することを心がける。ペースは徐々に加速していけばいいのだ。焚き火にはブナやナラなどの燃えにくい木が最適である。長時間かけてゆっくりと燃やさなくてはならないが、一旦火がつけば、その燃焼力は驚くほど長持ちするのだ。
