家庭を持つおっさんが趣味を続けるにあたって、家族の理解を得るのは難しいようです。

とりわけ嫁さんが大変なようです。

僕の仕事は日曜、祝祭日を除いて朝から晩までです。帰りもけっこう遅くなります。

帰宅して、寝ぞうの悪い娘達に布団をかけるのが毎日の楽しみになるくらい、平日は家族と過ごす時間が有りません。

そしてバンドの練習は日曜の晩。

つまり、一家団欒食卓を囲んで晩ご飯なんてのは年に数回しか無い。

僕は平日は朝ご飯を食べないので、家族と一緒に食事をするのは、日曜の朝と昼だけなのです。


先日、中学時代の同級生数人で集まった時、当時彼女だったが今ではすっかりオバハンになっちゃってる人から

「あんた、そりゃいけんわ。奥さん、よく我慢しとるよ。子供3人じゃろ?ウチじゃムリじゃね。そんな遊びはさせない。」


つくづく、コイツと結婚する事にならなくて良かった...と、心の中で思った。


だけど僕も、自分なりに続けてる事があるのです。

それは、休みの日の食事は僕が作るって事です。

始めてから、もう4~5年経ちますね。

手の込んだモノが作れるワケじゃないけど、一手間かければおいしく出来上がる簡単おやじメニューです。

ラーメン定食、ぎょうざ定食、うどん定食、スパゲッティ、たこ焼き、炒飯、オムライス...

簡単なのばっかりですよ。だけど、ちょっとこだわって作るだけで、けっこうおいしくなります。

子供達が喜んでくれるので、コツコツの苦手な僕にしては続いてますね。割と楽しいです。

土曜の晩から「明日は何を作ろうか。」と、仕事帰りに24時間スーパーに寄って材料を買って帰ります。


今朝はイングリッシュマフィンです。

「朝マック」のベーコンエッグマフィンって有るでしょ?アレの子供向けって感じです。

材料はタカキベーカリーの「イングリッシュマフィン」っていう一袋4個入りのパンと、薄切りハム、卵、コンビーフ、スライスチーズ。

コンビーフは前の晩から冷蔵庫で冷やしておく。

道具はフライパン、丸い目玉焼きを作る為のステンレス製の輪っか。

まず、コンビーフを4等分する。この時、コンビーフが冷えてると包丁で切りやすい。(コレは魚屋さんが教えてくれた技。)

次にフライパンに輪っかを4つ置いて、切ったコンビーフをその中に入れて蓋をして強火で焼く。

しばらくすると「ジャーッ!」とかって音がするので、脂が溶け始めたかどうかはすぐわかる。

蓋を開けてスプーンでのばして輪っかの大きさに近づける。出来たら輪っかは取る。

しばらく焼いて、ある程度脂がとんだら火を消しフライ返しで別の皿によけておく。

この時、濡らした布巾にフライパンの底を「ジューッ!」と押し付けて素早く熱を取る。すると、フライ返しですくっても形がくずれない。(コレは焼き餃子に凝っていた時に得た技。)

で、次は輪っかを使って丸い目玉焼きを作る。

この時、少しだけ多目の油を輪っかの真ん中に入れて、フライパンを少し動かす。すると輪っかの縁とフライパンの面の間に油の壁が表面張力で出来るので、卵の白身が外に流れにくくなります。

輪っかに卵を入れたらすぐに箸で黄身は潰す。そうしないと同じ厚さになりません。

その間にイングリッシュマフィンはハンバーガーのように上下に切っておきます。

下からパン→コンビーフ→卵→ハム→チーズ→パンと積み上げて、オーブントースターで3分焼いて出来上がり。

食べる時はピックを刺しておくと崩れません。


文字にすると長いけど、ただ焼いてるだけですからね。時間も20分くらいです。

嫁さんの毎日の料理と比べると料理ではない。でも、おいしけりゃ喜んでくれますよ。

昼からはピリカラソーセージ炒飯を作る予定です。


ただ、料理も凝り始めると止まらなくなるのが、僕の癖。

オムライスも包んであるようにトントンするの、練習しましたよ!会社の女子社員に教えてもらった、卵に牛乳少し加えてフワッとさせて、我ながらけっこう上手いと思います。

が、上手になるまで何度も何度も作るので、家族は何個も何個も食べなきゃいけません。

たこ焼きなんかは昼前の11時から焼き始めて16時過ぎまで焼き続けること、150個。

「父さん、あたし、もう食べられない。」

「あんた、あとは自分が食べるぶんだけにしんさいや。もうおなかいっぱいよ。」

「ん?ほーか?明日おやつに食べたらええじゃないか。今作っとくよ。」


家族の根気強さには感謝してます。ありがとう。