ドイツ語の語学学校C1コースの感想 | ドイツに暮らすドラマーYunaのブログ

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バンド、NIHONGIのメンバー。
多くのバンドを経験、その過程でドイツ人の夫と出会い
現在ドイツ在住。
ドイツでは太鼓グループ、Arashidaikoに所属。

今年の1、2月にドイツ語の語学学校のインテンシブコースに入ってきました。

B2のコースに通ったのが去年の夏7、8月。その時はすごく上達した!と思ったものの

仕事を少ししながらのインテンシブコースは、宿題をこなすのが精一杯なくらいで

あやしいところだらけだったので、9−12月はそのB2レベルの復習をしていました。

その復習すら終わらない状況で1月をむかえ、C1コースが始まりました。

最初の1、2週間はもう長文がわからなすぎて、笑えるほどに難しく感じ、

なぜ私は自ら進んでわざわざこのC1コースに入ってしまったんだろう?とも思ったし、

しかもすごく楽しみにしていたこの語学学校の日々が

実際始まったら超過酷だな。。と驚きました。

 

ただ前回のB2の時とは違って、色々事情が重なり約3年続けていたお仕事から離れたので

今回は語学学校だけに専念できる!!ということで、時間に余裕はあるはずなのに

それでも「毎晩、毎週末、まだ終わらない・・・」とか愚痴をこぼしながら

なんとか毎日大量に出る宿題をこなし、C1コースの日々を過ごしました。

約2ヶ月弱のコースが終わる頃には意外と課題や授業が簡単に感じてきて

コース終了時には予想以上にドイツ語力向上を実感できたので、わざわざお金を払って受講した甲斐があったと思いました。

 

良かったこと

・先生が魅力的で親切、フレンドリー

・毎日遅刻せず通ったこと

・クラスメイトのモチベーションが高かったこと

・宿題をする時間が十分にとれたこと

 

クラスメイトは中国からの学生が7〜8割、残りがヨーロッパ、アフリカ、アラブ、アメリカ、韓国など各国からでした。

B2コースの時のクラスメイトはもっと色々な国から来ていて、理由もドイツで働くためだったり、ホリデーに単に学ぶためだったり、恋人がドイツ人だったりと様々だったけれど、

C1というレベル自体が、ドイツでの大学進学に必要なレベルということもあって、

約25人のほぼ全員(私ともう1人以外)がドイツでの留学を目的に来ていました。

当たり前のようにクラスでの会話が、「大学入学条件として必要なドイツ語の資格試験を

Test-DafかDSHかTelcのどれでとるか?」という話題によくなっていて、

私はその段階でまずそれらのテストの名前も初耳だし、どう違うのかも勿論わからず、、

単に生活や将来的な仕事のためにもドイツ語もっと上達したいなー、というモチベーションで私がそのクラスにいること相当場違いな感じではありました。

と同時に、こんなにたくさんのアジア人留学生がドイツでの大学(院)入学を希望し、必死で勉強しているのか!

という状況を目の当たりにして驚き、またアジアの中でも日本からの留学生の少なさにも驚きました。

勿論、総人口の違いもあるので一概には言えないけど、

私の住んでいる地域での留学生の比率は

中国から>>>韓国から>>日本から

という感じがします。実際、語学学校のドイツ人スタッフで日本語を話せる人が一人いて、

その人は私が日本人とわかった時に

「私は日本語勉強したけどここに日本人はほとんどいないから、会えて嬉しいです!」と日本語で語っていて

ああ、本当に相当少ないんだなと思いました。

 

まあ、それはさておき、

C1コースでは、たくさんドイツ語を学べ、

新しくプライベートで遊べる韓国人の友達もでき、

さらに各国からドイツに来ている若者たちからの刺激もたくさん受け、

得たものはすごく多かったと思っています。

 

そしてある先生からの言葉をきっかけに、ようやく意を決し、

2月から家での夫との会話で英語を禁止し、

ドイツ語のみ(時々日本語)で生活するようになりました。

 

わからない単語はまだまだあるけれど、

ドイツ語での生活も慣れれば意外とそんなに支障はなく、むしろ他の言語に切り替えるほうが難しく、

独り言もよくドイツ語で出てくるし

今朝も夫が日本語で

「足痛くない?」と聞いてきても「Nein, nicht so.」

とかドイツ語で返してしまうようになりました。

 

慣れって大きいねニコニコ