セールドライブに換装③ | ヨット ツバメ号の備忘録

ヨット ツバメ号の備忘録

セールボート ツバメ号(バンドフェット)に関する備忘録です。

セールドライブに換装の作業の続き



エンジンルームの前側の隔壁の合板が水を吸ってしまっていたので合板の入れ替えの作業

ホームセンターで合板を買ってきて切り出してエンジンルームと反対側になる面にMを一枚貼りました。



脱泡ローラーを通販で買ったらローラーの径が選べる事に気が付かず間違えてとても細いものを買ってしまっていました。
とても使いづらいです、、。笑
ちゃんとしたものを買い直しました。


それから小口にタルクパテを塗ってとりあえず貼り付けました。


マイクロバルーンを持っていたのでせっかくなので使ってみようと思い、マイクロバルーンパテで隙間を埋めつつMRM積層して次の日に来ると事件が、、。

ガラスと樹脂のFRP部分は固まっているのですが、マイクロバルーンパテが固まっていませんでした。

12時間以上経っているのに指にべちゃっと着く感じ、、。

ポットの中のパテもまだべちゃべちゃでした。

当然のように硬化すると思っていたのですが、硬化するかのテストをせずに使ったのが間違いだった、、?

最悪の場合はFRPを削り取ってやり直しかと思っていましたが、ヒーターと投光器で熱してやるとカチカチに固まりました。

良かった〜!

ここの積層をした日は12/17の夕方で気温は10度以下だったようです。

秋から作業を続けていたせいで気温が段々下がっていた事に気をかけていませんでした。

しかしなんでタルクパテや普通の樹脂は固まるのにマイクロバルーンのパテだけ同じ気温で固まらなかったのでしょう、、?不思議です。


それからエンジンルームの横の隔壁もMRMで積層。

もしかしたら貼る必要が無かったかもですが、元のエンジンベッドを撤去した際に隔壁の二次接着も境目が分からずに一緒に削り落としてしまったかも?という事で念の為です。

そして


センターラインの糸を張って位置だし

一度パテで固定してしまいましたがエンジンベッドの高さが高すぎたかも?!という事で一度パテを剥がしてエンジンベッドの高さを下げました。

パテといえども剥がすのはちょっと苦労しました。

再度パテで固定。

エンジンベッドの高さについては低く取り付けた方がプロペラと船底の隙間が広く出来るのでなるべく下げたいのですが、下げていくと今度はエンジンベッドの二次接着幅が小さくなっていくので悩みどころです。

もうちょっと下げても良かったかも。


それからエンジンベッドの外周と内側の丸と四角をMRMRMで二次接着しました。

そしてドライブ用の穴あけ。

ホールソーで先に4隅に穴あけをしてジグソーで直線を切って繋げました。

ジグソーで片側の直線を切り終わると切り口が2ミリほどずれました。

FRPの硬化時の収縮によるものと思いますがFRP板をこんなに曲げてしまうほど強烈なんですね、、。

そしてバリをとって積層完了。

とりあえず失敗なくスムーズに積層作業が終わりました。

シャフトブラケットの船内側もMRMを上から一応貼っておきました。



それからトップコートを塗りました。

シャフトブラケット側のマスキングが剥がせずに取り残されています、、。笑

段取りミスです。


年内にエンジンルームの工事を完了の目標でしたが目標の90%完了。

あとはエポキシプライマーを塗りたかったんですが年末には間に合いませんでした。

ここで一旦お正月休みで中断です。

ここに穴が空いてても特に問題は無いのですがなんとなく外から覗かれたら恥ずかしいのでバケツで蓋をしておきました。笑


続く!