長らくご無沙汰しておりました。
実は、父が先月亡くなりまして…いろいろバタバタしていました。
札幌と名古屋を行ったり来たりの日々を過ごして、だんだん弱っていく姿を目の当たりにし、亡くなる数時間前も一緒に居たのですが…
ふだん離れて暮らしていたせいでしょうか、まだ亡くなった実感がわいてこないのです。
お葬式をして骨も確かに拾ったのに、気づくとまだ父は生きているつもりになっている。
初七日を終えて札幌に戻ってから、不思議な気持ちのまま忘年会の準備にとりかかり…
準備っていうのは、忘年会でみんなで観るスライドショー作りのこと。
年末は、いつもこの作業に夜な夜な追われています。
一年を振り返るひととき…
いやぁ…なんだか…しみじみ…
ビールがすすむなぁ…

大事な人が亡くなってもビールが美味しいのは幸せなことに違いない。
私たちがビールを飲みながら作業している間にも、実家では七日ごとにお経があげられていたはずだ。
生前の罪を赦してもらい成仏できるよう七日ごとに読経するんだってね。七七日(四十九日)まで断続的にお坊さんが家に来るってわけ。
父は悪いことはしてないはずだから毎週来なくても大丈夫そうだけど…

母にとっては、父の不在を受け入れる心の準備として大事な法要になるのだろう。
そうそう、お坊さんって聖職者だと思っていたが、今回うちのお坊さんに会ってあまりの俗っぽさに驚いた。ダミ声で名古屋弁丸出しで軽いノリのオッサン。お金にがめつい面もあったりするし…檀家の間でもインチキ坊主なんて言われてる。
でも父は、この悪評高い坊主のことをなぜか気に入ってて付き合いをやめなかったらしい。
葬儀の時も、坊さんの一挙手一投足ツッコミどころ満載でみんな眉をひそめてた。自分の不注意で塔婆を倒したのにその失敗を葬儀屋のせいにする
とかね…さすがに私も葬儀に集中できないのは勘弁してほしいと感じたよ。
とかね…さすがに私も葬儀に集中できないのは勘弁してほしいと感じたよ。お坊さん帰った途端、みんな悪口言ってたなぁ…

この話を友達にしたら、
「良いお坊さんだったらかなしみが倍になるよ、悪口言えたのが良かったよ、お父さん粋だねぇ」って言われて…
は〜
言われてみれば…
本当にそうかも〜

あのお坊さんのおかげで、確実に葬儀の時のかなしみは減りましたね。
見方を変えれば幸せに転じるようなこと、世の中にはたくさんあるんだろうな。
これからの法事も湿っぽくならないんだろうしねぇ。
カンパ~イ
さて、忘年会。
喪中とはいえ例年どおり呑んだくれさせていただきました。
インチキ坊主は許せても、こんな酔っ払いは父は許せないかもなぁ

いつもきっちりとした佇まいを崩さず、だらしないのが嫌いな父でした。
身だしなみはいつも整っている。酒は必要以上に飲まず、酔っぱらった姿は見せない。愚痴や弱音は吐かない。
病気になっても最期までそこは変わらなかった。
私はルーズな人間だから、父のようにはなれないなぁ…
私はルーズな人間だから、父のようにはなれないなぁ…
酒は飲みまくり。口を開けば愚痴と弱音ばかり。そういえば…まとめ髪でぐうたら返上キャンペーンはどこへやら

もうすぐ四十九日。
成仏した暁には、父は私をどんな風に見守ってくれるのでしょうか。。。
やきもきして成仏できないとか
ソンナコトニナラナイヨウ、キヲツケマ~ス
…っていうか、実家に帰ったら普通に父が出迎えてくれそうな気がするなぁ。。。やっぱり実感ないや。。。



