シリーズ第3段の今回は、
「愛とお金のつながり」という観点から
お話をしていきたいと思います。
昨今では離婚という事が珍しくもなんともない時代になりました。
そういう時代ですから、片親に育てられたという方も
多くいらっしゃる事だと思います。
両親が揃っている場合であれば、共働きであっても、
お母さんが料理を作ってくれたり掃除をしてくれるでしょうし、
お弁当なども作ってもらえると思いますが、
両親が離婚して片親になった場合は、そういった事が困難になり、
お弁当を持たせてあげられない代わりにお金を持たせて、
「学校に行く途中で弁当でも買いなさい」という光景は、
往々にしてある事です。
実は私も両親が離婚しており、弁当はいつも作ってもらえず、
お金を渡されて弁当やパンを買っていました
片親でなくても、両親が商売をしていて忙しく、
子供の弁当を作っている暇がないというケースもあると思います。
そこで子供に、
「友達はちゃんとお弁当を作ってくれるお母さんがいてうらやましいな・・・」
という感情が生まれます。
そして、「私は親に愛されていない」という感情も生まれます。
親に愛されたい。
親に認めてもらいたい。
そういった純粋な心を持った子供というものは、
「お弁当を作ってくれない」という事が単純に愛情の欠乏に繋がり、
その代わりに渡されるお金を「愛情のない代替品」として
自分の中にインプットしてしまいます。
親からの愛情を受けたかったのに、受け取ったのは「お金」
そこには「私は親に十分愛されていない」という感情と、
「お金とはひどく冷たく、愛とは正反対のもの」だという感情が生まれ、
それが潜在意識の中に入り込んでいきます。
やがて、お弁当を必要としない年齢になり、その事は忘れてしまいます。
しかし潜在意識の中には、先程の感情がその時の状態そのままに
残されているのです。
これは、どれだけ時間が経とうとも、本人が大人になろうとも、
それに関する意識を変えない限り、潜在意識に残ったものは消えず、
やがて「お金に関する問題」にストレートに影響してきます。
どういった影響があるのかというと、
これまた人によって様々なのですが、
ある人にとっては「お金は愛と反対の性質のもの」
ある人にとっては「お金は思い出したくない過去」
ある人にとっては「お金を受け取りたくない(お弁当を作って欲しい)」
こういった無意識の感情が、自らお金を遠ざけてしまうのです。
お金は生活に必要なものですから、働いてお金は稼ぎます。
しかし、それはある意味最低限のものであって、
自分が「手にしてよい」と思っている
金額以上は手に出来ません。
それ以上を受け取ろうとすると、恐怖や不安さえ覚えます。
自営業をしている場合などは本来設定した金額の提示が出来ず、
安売りをしてしまう事が往々にしてあります。
しかし
顕在意識では「もっとお金が豊富にあれば楽になるのに・・・」
と、考えているのです。
このギャップは意識を変えなければ埋まる事はありません。
仮にお金のブロックを解除したとしても、また元に戻ってしまいます。
なぜならお金のブロックとは、個人が持っているお金に対する意識と
人類全体が持っているお金に対する(マイナスの)意識とがあり、
個人のお金に関するブロックを一時的に解除しても、
人類意識に引っ張られてしまうからです。
しかし個人的なお金のブロックの解除も、次のステップに進む為には
有効な手段ではあります。
ブロックを解除しただけでは元の木阿弥になりますが、
その解除された状態で、お金に関する真理をインプットしていくのです。
世の中にブロック解除が出来る方は大勢いますが、
そこから先の「本当に意識を変える為の真理」をわかっている方は
ごく一部の方であろうと思います。
お金との関わり方を根本的に変えたい方は、
「本当に意識を変える為の真理」を理解し、意識が変わるまで
繰り返し伝えてくれる、あなたに合ったメンターを選ぶと良いでしょう。
話が脱線してしまいましたが、
お弁当の代わりにお金をもらったという事で、
お金に対する悪いイメージ、避けるイメージがついてしまった方。
またはそれに近いものを感じているという方へのアドバイスです。
前回のお話でも、「お金は愛のエネルギー」だという事をお話しました。
親が忙しく、お弁当を作る暇がなく、またその体力がないからと
あなたに差し出されたお金は、まさに「親からの愛情」そのものだったのです。
直接的な行為としては、お金を渡される事で親からの温かさを
感じられなかったかもしれません。
しかし、それは大きな勘違いであったのです。
親はあなたを育てる為に、そしてあなたの事をいつも考えながら
辛い仕事も頑張ってこられたのです。
「本当はお弁当を作ってあげたいけど、それが出来ない」
そういった罪悪感から不機嫌な顔をして、あなたにお金を渡した事もあるでしょう。
親だって完璧ではないのです。
それを「勝手にこの金で好きなもの買って食べな!」と感じたかもしれません。
しかしそれは、子供側の勝手な思い込みであって、
親が子供に対する愛情がなければ、そのお金さえも渡さないはずです。
お金というものはニュートラルで、良いも悪いもありません。
だからあなたが「お金は悪いもの」と捉える事も自由ですし、
あなたがそう捉えれば、お金の本質はあなたが認めたものに変化します。
変化したものがどう自分にもたらされるかというと、「お金は悪いもの」という意識があるならば「お金が入ってこない」という現実がもたらされます。
そして顕在意識では「もっとお金が欲しい」と望みますから、
「お金が欲しい=私にはお金がない」という事をどんどん肯定してしまい、蟻地獄状態とも言える状態にはまってしまいます。
(注:意識レベルが変わると「お金が欲しい」と思っても違う結果が生まれます)
しかし、お弁当の代わりに渡されたお金に親の愛を見出すならば、
「お金は愛の象徴」であり、「お金は愛のエネルギー」であるという意識に変わります。
そして同時に、親に対する感謝の念も生まれるでしょうし、
これまで誤解していた自分の考え(意識)も改まる事でしょう。
そうすれば、お金というニュートラルな性質のものに、
「愛」というこの世で最も素晴らしい意味付けをする事になります。
そして「お金は素晴らしいもの」という感情が意識に根付き、
同時に分かち合う意識も芽生え、お金というものを通して、
人々と愛のトーラスを広げていく事が出来ます。
そうなるまでには自我を見破り、真我を発見する事や、
エゴの特性などを把握していくプロセスが必要です。
そしてこのような問題を解決するには、
あなたという存在そのものが何であるのかという事を、
はっきりと認識する必要があります。
お金に関するステージクリア③の結論としては、
「お金の性質はニュートラルである」
「愛されていないと感じたのは勘違いである」
「お金はあなたが認めた通りに現象化する」
それでは今日はこのへんで
今月もセミナーを実施いたします(参加人数5名様まで)
【タイトル】
自分の意識を自分で変えて悩みから脱出する方法(その②)
(今回は人間関係編です)
【開催場所】
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大阪市北区中之島1-1-27(第二会議室)
【日時】
9月25日(日) 19:00~21:00
※9月中旬の平日の夜にも開催の予定です(日時が決まり次第告知致します)。
【参加費】
3000円(税込)
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㈳スーパーコンシャスネス研究所
代表理事 金子浩光(ジェフ・カネミツ)
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