職員室でそんな談笑をしていると幽霊みたいな相葉先生が通り過ぎて行った



坂「ありゃ・・・相葉先生もかな?」



ヨタヨタと自分の席に戻っていく相葉先生を目で追っていると



いつものお局様が「お疲れ様~」とかいいながら相葉先生に寄っていってるんだけど



いつもなら少し睨んで返してる相葉先生なのに、今は「はぁ」だの「へぇ」だの生返事を返している



櫻「よっぽど疲れてるんだろうね。睨む力も吸い取られてるって感じだ」



「でも、そんなに騒がしいクラスって櫻井先生の授業以外にありましたっけ?」



櫻「え?俺そんなにうるさくなってたの?」



櫻井先生は自分の授業が他の階まで聞こえるくらいのにぎやかさだったことに気が付いてなかったようで



「私、2年で授業だったんですけど、ちょうど上が櫻井先生の授業だったんだと思ってますが」



櫻井先生は週定表を見て「あ、そうだわ」ってつぶやいてる



本当にちょうど上だったんだ・・・



坂「ちなみに相葉先生はどこだったの?」



櫻「・・・2年ですね」



・・・2年は・・・そんな黄色い声はきこえてこなかったけどなぁ



江「目で疲れたんじゃない?」



「目ですか?」



江「相葉先生をじーっと見つめてたんじゃない?」



坂「きっとノートも写さずじーっとみてるのが何人かいたんじゃないかな」



櫻「それは・・・」



「いやですね・・・」



坂「おーい、相葉せんせーい」



何を思ったのか坂上先生は相葉先生を呼び始めた



相葉先生がうっとうしそうな顔で坂上先生を見る



櫻「冷たく笑うか睨むかの二択がほとんどの相葉先生が人前で感情を出す瞬間だよね」



江「坂上先生が本当にうっとうしいんだろうなってのが伝わってくるわね」



坂「そんなひどいことしとらんよ」



そういいつつも相葉先生が重い腰を上げるまで職員室内だというのにけっこう大き目の声で呼び続ける



相「うるさいですよ」



相葉先生が根負けして私たちのところまでやってきた



「坂上先生・・・ただでさえ疲れてた相葉先生がやつれてしまいますよ」



坂「やつれてもイケメンとかかっこいいとか騒がれるんだからいいじゃないの」



江「男の嫉妬ね」



坂「嫉妬する年でもないんじゃけどね」



ホホホと江田先生と坂上先生は笑い合ってるけど、相葉先生のぐったり感は増すばかりで



相「で、何の用ですか?」



相葉先生は早くしてと言わんばかりに坂上先生を急き立てる



坂「なんでそんなにぐったりしてるの?」



相葉先生の周りの温度が下がった気がする



相葉先生の顔には「お前のせいだよ」と書かれている



相「今は坂上先生のせいですかね」



あ・・・言った



櫻「でも、職員室入った時からぐったりしてるようにも見えたけど?」



相「あー・・・前の席の子が何もしないんですよ・・・」



何もしないんなら別にそんなぐったりする必要もないとおもうんだけど・・・



相「・・・何もしないのにずーっと俺を目で追ってるんです。ほかにもそういう子が何人かいて・・・」



江「個別に指示出したりしないの?」



相「しないですね・・・したら、そういう個別指導を受けたがる生徒が増えるんで」



・・・なるほど



「確かに個別についてもらえるなら教科書すら忘れてきそうですもんね」



相「・・・いずれは成績をつけなきゃいけないってのに、ちゃんと授業参加してくれよ・・・」



坂「最初のうちだけだって」



相「いや、俺、この学年2年目なんで」



・・・


・・・・・・



坂・櫻「「ド・・・ドンマイ」」







翔「なに二人してニヤニヤしてんの?」



ニ「あ、翔さん!ひどいんですよ、この子」



廉「いや、だから僕何も言ってませんて!」



ニノさんがニヤニヤ笑いながら翔くんにさっきの内容を話す



廉「本当に僕言ってませんからね?」



ニ「否定しすぎだよ」



翔「でも、ほら、バカと天才は紙一重っていうから」



ニ「何気に翔さんもひどいこといってますからね」



すると、撮影中の相葉くんの声が飛んできた



相「翔くん!!!それと!お前らっ!!!さっきから聞こえてるからなっ!」



ニ「あれ?聞こえてました?」



相「お前!きこえてるよっ!」



翔「地獄耳すぎだろっ!」



翔くんが相葉くんを見て笑っている間に耳に流れてる曲は次の曲に変わっていった



・・・



・・・・・・



・・・・・・・・・



ニ「廉くんどしたの?顔赤いけど」



確かに顔がほてってる



でも、その理由が情けなさ過ぎて・・・



ニノさんが自分の額に手を当てる



ニ「熱がでてるわけじゃないのか」



翔「今何の曲なの?」



ニ「翔さんのT.A.B.O.Oですけど」



翔「・・・」



ニ「・・・」



廉「・・・」



ニ「えっ!?それ!?!?」



翔「いやいやいやいや」



ニ「曲で赤くなってるってことないよね?」



翔「そんなんで赤くなってたら曲作りできないでしょ」



目の前でニノさんと翔くんが自分の顔見ながら討論ちっくに発展しかけてるんだけど・・・



廉「ニノさんに軍配が上がってます」



翔「え・・・まじで?」



廉「・・・これ・・・エロすぎないっすか?」



翔「曲だからね?」



ニ「物語だからね」



廉「いや、わかってますよ?でも、ほらイヤホンでさ・・・」



ニ「吐息が恥ずかしいと」



廉「まぁ、そういうことですよね」



翔くんが今度は少し赤面してるように見える



翔「そういうのさ、面と向かって言われると恥ずかしいんだけど」



ニ「・・・そこで照れないでくださいよ!」



ニノさんのツッコミが入ったことで顔のほてりは消えたような気がした

ドサッと渡された書類には各ステージの形とか使う予定の装置などがズラリと並んでいた。



廉「・・・見てもわからないっす」



松「俺らのDVD見ながらのほうが、ここら辺の説明はしやすいから、こっち見ておいて」



開かれたページには今度は嵐さんの曲がズラリ



・・・



・・・・・・本当に申し訳ないですが、わからないです・・・



って言えない



あー!こんなことならスタッフになるって言われたときからアルバム買い漁って聞いておくべきだった



書類を渡したあと松潤さんはスタスタと撮影スタッフさんの方に歩いていくし、聞けないじゃんかぁ



ニ「一番目くらいは分かってますよね?」



廉「え?」



ニ「俺らのデビュー曲くらいは大丈夫よね?」



廉「あ、はいっ!大丈夫です!」



ゲームしながら大野さんの膝を枕にしていたニノさんが起き上がる



そして、鞄の中を漁った後、イヤホンを渡される



ニ「今流れてる曲が・・・あ、俺の曲だわ」



自分が持っている資料をひったくられ、ペラペラいくつかめくった後また返される



ソロ曲リストと書かれた紙の中の一曲を指さされる



ニ「今、これ」



ニノさんののびやかな声が頭の中に響く



廉「いい声ですよね」



ニ「ん、ありがと」



ニノさんの声を聴きながら顔を資料から上げると、相葉さんの撮影が始まっていた



フラッシュの中の相葉くんは大爆笑で、何度も爆笑を繰り返すのは大変なんだろうなぁなんて思っていると曲が変わった



聞こえてくるのは相葉くんの声



廉「なんて曲ですか?」



ニ「優しくって少しバカ」



廉「・・・」



ニ「考えてることわかるからね」



廉「なにもいってませんよ」



ニ「うそつけ」



廉「いや、ほんとに何も言ってませんよ」



ニ「顔が言ってた」



廉「なんでその選曲なんですか?」



ニ「たまたまですよ」



たまたまとか言ってるけど、ニノさん顔笑ってるからね?



ニ「たまたまです」



ほら、笑ってる・・・

大「コソコソキョロキョロしてたらさ、怪しいなって思うじゃん」



ニノさんは「この人やっぱあなどれないわ・・・」とかいってるけど・・・



ほんとだよっ!!



大「それで、シャワー室気にしてたらシャワーの音し出すし、それでちょっとだけ、あ、ほんとにシャワー浴びに行っただけなんだって思ったんだけど、なかなか出てこねぇし」



廉「それで、タオル投げてくださったんですか」



大「そう、そしたら出てくるから・・・あぁ、これはもうシャワー浴びに入ったんじゃないんだろうなって」



翔「着替えに入ったんだって思ったのね」



大「男だったらここで着替えればいい話なわけだから、なんか特別なケガかなんかあるのかなぁとも考えたけど、それだったらさっさと着替えてでてくればいいわけだし」



ニ「でも、いいの?女なんだよ?」



大「いいんじゃないの?同じ音楽したいって気持ちなんでしょ?」



廉「それはもちろん!」



大「だって、ニノも翔くんも知ってたんでしょ?知ったうえで黙ってるんだから、俺と考えてること一緒じゃないの?」



二人の顔を交互に見ると「まぁ・・・そうだね」って反応が見れる



ニ「ところでさ、撮影終わったらさ、ツアーの打ち合わせをメンバーでやるんだけど、廉くんも参加してよ」



廉「え?そんな大事な打ち合わせに僕が参加していいんですか?」



大「そのために連れてきたんだけど」



廉「え?そのためだったんですか!?」



リーダー・・・僕、今それ初めて聞いたのに・・・



なんで、「そんなことも知らずに来たの?」っていう冷たい目してんですか・・・



松「あれ?廉くんじゃん!なんでいんの?で、なんでリーダー廉くんいじめてんの?」



松潤さんの撮影が終わったらしく、会話に松潤さんが加わった



そのかわりニノさんの撮影が始まった



翔「智くんが連れてきたの」



松「なのに、なんでさっきの視線だったのかすっごい気になるけど」



そんな松潤さんの疑問を無視するかのようにリーダーは松潤さんにさっきもらってきた書類をバサッと渡す



松「あ、行ってきたんだ。すぐそこだもんね」



松潤さんはもらった書類に目を通し始める



通し始めた途端に僕の方に書類が回される



廉「え?」



松「廉くん今回絶対スタッフに入るでしょ?だから読んどいてよ」




















最近更新が遅いことをお詫びいたします・・・


すみません><


毎日来てくださっている方もいらっしゃるのに申し訳ないと思っています


思っているのですが・・・PCに向かう時間が取れず遅くなっております


たまに見てやるか・・・仕方ないなぁっていうスタンスで見てやってください><


これからも、よろしくお願いいたします!!!


バムリスト

授業に入るやいなや女生徒からの視線が突き刺さる



”先生って彼氏いますかぁ~?”



”学校の中で彼氏作ろうとか考えないでくださいよ~?”



”前の先生ってさ、やめたんだよね?”



”櫻井先生と同じ学年担当するんでしょ?まじありえないんだけど・・・”



こえぇ・・・女ってこえぇ・・・



いや、私も女なんだけどさ、そんな一回り以上も離れた先生に思いを寄せて攻撃してくる女って



ある意味すごいな・・・



でも、坂上先生が言ってた通りだよ



わが校が誇るイケメンコンビだもんね



「さて・・・それ以上のおしゃべりはやめましょか・・・」



軽く制止をしてもまぁ、止まないわな



音量は小さくなったもののコソコソしてるのははっきりわかる



でも、そんなの相手にしてたら授業が進まないわけで



簡単な自己紹介をした後教科書の説明やら、成績のつけ方なんかの説明を始めると



コソコソしてたのもひと段落したらしく、大人しくなった



授業が終わり職員室に戻るとニマニマした坂上先生が待ち受けていた



坂「どうだった初授業」



この人絶対わかってて聞いてる



少しだけムカつく心を抑える



「ご想像通りでしたよ。櫻井先生と同じ学年にいるのが気に食わないようで」



坂「あ、やっぱり?嫉妬心丸出しだったでしょ。不毛な恋なのにね」



坂上先生が笑ってるのは今度は私のことじゃなくて、どうやら不毛な恋をしている女生徒の方らしい



櫻「はぁ・・・」



櫻井先生が帰ってきたけど、完璧に元気がない



「どうしたんですか?」



坂「こっちはこっちで洗礼をうけてきたんでしょ」



櫻「人の話全然聞かない洗礼を受けてきましたよ」



坂「初日だからね」



「どういうことですか?」



櫻井先生の言うことなんて絶対聞きそうなのに・・・



櫻「キャーキャー言われまくって終わったよ」



あ・・・あの上の階のうるささはここのクラスだったんだ・・・



櫻「俺が向いただけでキャー言う子とかしゃべって話振ったらキャー言う子とか・・・」



坂「それで、そのうち指名したら卒倒されるんだよ」



櫻「そこまでの子はいませんよ!」



「お・・お疲れ様でした」



櫻「ほんと・・・。小山先生はどうだったの?」



坂「どうだったのってねぇ?」



「まぁ・・・最初だけは・・・ですかね」



江「櫻井先生のことでいちゃもんつけられるのなんて目に見えてわかること聞かないの」



三人でしゃべっていたところに江田先生が現れる



櫻「え?小山先生いちゃもんつけられたの?」



坂「え?当たり前のこと聞くの?」



櫻「え?当たり前なの?」



江「当たり前じゃないの」



櫻井先生って・・・自分の人気を自覚してないんだろうか・・・



「櫻井先生と同じ学年団にいるのが気に食わないらしいですよ」



櫻「そんなバカなこと言ってんの?あの子ら」



坂「2年生は相葉先生がいるのにね」



江「まぁ、二人とも私たちのもの!みたいなとこあるから」



「私たちの先生!なんでしょうね」



櫻「え?ちょっと、俺そんな気これっぽちもないですからね!」



江「それこそ当たり前でしょ!何言い出すの」



櫻井先生の動転に江田先生が爆笑する



坂「櫻井先生・・・気があったら犯罪だからね?」



「たしかに・・・」

翔「あれ?なんで廉くんがいるの?」



ボケーッと松潤さんを見ていたら横に翔くんが立っていた



「リーダーに誘われまして」



翔「そうなんだ。今日はオフだったの?」



「今日はどころじゃないですよ。ほとんどオフです」



ニ「なんか俺らのデビュー当時を思い出すね」



「そんなことないじゃないですか、Jr.さんの番組に出てたじゃないですか」



ニ「え?見てたの?」



「えぇ・・・まぁ・・・」



相「廉くんべんきょお熱心だったんだねぇ」



ニ「なんでそうなんのよ」



相「だってアイドルの研究してたんじゃないの?」



翔「ニノ」



翔くんがニノさんにアイコンタクトを取る



きっとニノさんは僕が女なのになんでJr.見てアイドルの研究するんだよ的な反応だったんだろう



けど、相葉くんは僕がまだ女だって気が付いていないわけで・・・



ニノさんはあぁ!と叫んで話を反らしていた



翔「あぶねぇ・・・ニノ、相葉ちゃんが知らないってことすっかり忘れてるっぽかったよね」



「ちょっとハラハラしましたね・・・」



大「無理に隠そうとするから危なくなるんじゃない?」



・・・


・・・・


・・・・・



!?!?!?!?!?!?!?



「リッリーダー!!!」



翔「智くん・・・あなたもしかして・・・」



大「俺は考え方が同じなら性別なんでどうだっていいんだけど」



「え・・・えと・・・リーダー・・・いつから?」



やっぱりばれてたんだと思っても、心が動揺している



大「シャワー室にコソコソ服もって入っていくからかな」



翔「でも、シャワー室に服くらいもっていくよね」



大「でも、コソコソはしないでしょ?回りキョロキョロもしないし」



・・・確かに

















だめだ・・・睡魔に勝てないっす・・・


始業式が始まり、壇上に上がるとやはり子供たちが少しざわつく



校長先生より一人ひとりの紹介が終わると代表の先生があいさつをされる



壇上から見渡しているといかに若い女性の先生が少ないかがよくわかる



そして、女生徒の数人があいさつを聞かず、櫻井先生や相葉先生を眺めているのがよくわかる



確かに二人ともかっこいいもんなぁ・・・



壇上から人間ウォッチングをしている間にあいさつが終わってしまい、次のクラス担任発表に移っていく



一年生はまだ入学してないので、一年生担当の私や櫻井先生、坂上先生の名前は呼ばれない



二年生の女の子たちは相葉先生の名前が呼ばれ、絶叫している



同じように三年生の女の子も絶叫している



同じ絶叫なのにこうも違う絶叫を聞くのは初めてだな・・・



相葉先生は前も二年生の担任だったようで、持ち上がってもらえることを楽しみにしてたらしい



だけど、残留になっちゃって元教え子たちが・・・泣いてる!?



「泣くほどなんだ・・・」



坂「そりゃそうでしょ、わが校が誇るイケメン教師の片割れが担任じゃなくなっちゃったんだから」



櫻「わが校が誇るってどれほどなんですか」



坂「君がその片割れだからね」



櫻「俺が?ないないないない」



「いや、大アリですよっ!」



櫻「小山先生まで・・・」



坂上先生と櫻井先生としゃべってると鋭い視線が至る所から来てるのがわかる



「ほんと怖い学校だなぁ・・・オイ・・・」



坂「小山先生独り言のつもりなんだろうけど、聞こえてるよ」



ボソッと呟いたはずが横にいた坂上先生にガッツリ聞かれてしまった



「あ~すみません」



坂「いや、いいのよ。小山先生は負けないでちょうだいよ?」



「負けないでって何にですか?」



坂「あの視線とか・・・」



「あ~多分大丈夫だとは思うんですけど・・・」



なんて思ってたら、最初の授業から洗礼を受けることとなってしまった




大「一緒にツアー回るのかぁ・・・楽しいだろうなぁ・・・」



リーダーはすでに未来のことに頭が旅立っているようで・・・



で、なんでリーダーがここにいるんだ??



「リーダー?なんでここにいるんです??」



大「そのツアーの予定表やらなんやらの書類を取りにきたの」



「リーダーが?」



大「ダメ?」



「いや、ダメってことじゃないくて、ほかのメンバーさんは?」



大「すぐ近くで仕事中。俺は抜け出してきただけ。だからすぐ戻るよ」



抜け出してきて大丈夫なのか?って心配になるけど、書類をもらってさっさと帰ろうとするあたりきっと大丈夫なんだろう



大「一緒にくる?」



「え?」



大「ヒマそうだから、おいでよ」



そういって先に歩き出してしまう



え?え??それ、行って大丈夫なのかな??



めっちゃ不安なんですけど・・・



ただ、おいでよって言われてんのに”いえ、行きません!”って言え立場でもないしな・・・



気が付けばさっさか歩いていたリーダーが立ち止って、こっちを振り返っていた



大「いくよ?」



やさしく微笑んで待ってくれている



世の中の女性はみんなこれにやられてるんだろうなぁなんて考えてしまう



「はい、行きます」



リーダーとの距離を詰めるように小走りで向かう



と、本当に目と鼻の先程度の場所にみんなの仕事現場があった



CMの撮影中のようで合成用のスクリーンの前で商品片手に松潤さんがちょうどPRしているところだった






今年度の仕事はやりがいがあるんだけど・・・

12連勤ですわん・・・ある意味ブラックww

夕方になると目が半開きになってくるの・・・






今日はいつもよりテンションが高めの通勤



何せ相葉くんが話しかけてくれるわ、笑ってくれるわ、電話してくれるわが一気に続いた翌日なんだもん



これは幸せ以外の何物でもない!



でも、そんな浮かれたなんていられないんだよね・・・



なにせ今日は始業式なんだから



学校に着くともう朝練が始まっている部活もあり、ちらほら子どもが目につく



車から降りると数人の子にあいさつをされる



そのあとコソコソしゃべってるのはきっと”新しい先生だ”とか言ってるんだろうな



とか思っていたら後ろから黄色い声が飛んできた



その渦中にいたのは櫻井先生だった



・・・今、櫻井先生にあいさつしたら睨みが飛んでくるんだろうかと想像するだけで背筋が凍ったから



足早に校舎内に入る



自席についてすぐ櫻井先生が入ってきた



数人のお局先生率いる先生があいさつだけのために櫻井先生に近づいて帰っていく



・・・なんじゃあれ・・・



「人気すごいですね・・・」



櫻「ん?小山先生おはよ!何がすごいって?」



「おはようございます。人気がすごいって言ったんです」



櫻「あー・・・人気なのかなぁ・・・」



「人気以外の何物でもないと思いますが」



櫻「でも、先生として人気があるって感じじゃないからなぁ」



まぁ・・・アイドルって感じだもんなぁ・・・



と、職員室の扉から相葉くんが入ってきた



「相葉先生はそんなに騒がれてないんですね」



櫻「相葉先生に騒いだりしたらにらまれて終わりだから」



そういった後櫻井先生は腕を組んで考え込んだ



「さ・・・櫻井先生?」



櫻「そうか・・・にらめば少しはあのキャーキャーは減るのかな」



「櫻井先生がにらんでるイメージってまったくないですね」



坂「にらんでみてよ」



櫻井先生のデスクに横から身を乗り出して坂上先生が会話に加わってきた



櫻「にらんでみてって誰をにらむんですか」



坂「わし」



坂上先生の顔はすっごいワクワクしていて・・・楽しんでるよね・・・



櫻井先生が坂上先生をにらむとつまんなさそうな顔になった



坂「櫻井先生ににらまれても全然怖くないんだけど」



そ・・・そうかなぁ・・・私は少しひるんだけどなぁ・・・


まぁ、少しだけど



櫻「坂上先生は相葉先生ににらまれたって平気じゃないですか」



坂「うん、やっぱ二人とも若いから全然怖くない。かわいいままだよ~」



櫻「俺も朝から少しは静かにしてほしいんだけどなぁ」



坂「まぁ、相葉先生だって最初はうるさかったからねぇ」



「相葉先生のほうがこの学校にいる期間って長いんですか?」



坂「2年違うだけだよね」



櫻「転勤してきたときには相葉先生はいましたね。でも、同期ですよ」



坂「あぁ、そういやそうだったねぇ」



「同期だったらこの学校になるまでにしゃべったりしなかったんですか?」



櫻「違う友達のグループだったから、ここにきて初めて同期って知ったからさ」



「そうだったんですか・・・」



櫻井先生から視線を外すとお局様の睨みと目が合ってしまった



こちらは相葉先生や櫻井先生のにらみより切れ味がはんぱないよ・・・


こえぇ・・・







今日は完璧に仕事がなく、暇なので事務所に顔を出しにいくことにした



ジ「あれ?廉くんだ どうしたの?」



事務所の建物につくなり社長がいた。



しかも、掃除してるし・・・



「社長なにしてるんですか?」



ジ「見てわからないの?掃除だよ」



「僕も手伝っていいですか?」



そういうと社長はニッコリ笑って持ってたほうきを差し出してくれた



そのほうきを受け取ると社長は雑巾を持ってきて拭き始めた



「いやいや、おかしいでしょ!社長!僕が雑巾で社長がほうきでしょうが」



ジ「手が荒れたら大変でしょ」



「そんなので荒れませんよ!」



ジ「掃除をなめちゃダメだよ。」



そういっている間も社長は手をとめない



まぁいいかと思って僕も手を動かす



ジ「ユー、近々嵐のコンサートがあるんだけど、一緒にやる?」



突然の”やる?”発言の意図がつかめない



「やるってどういうことですか?」



ジ「嵐のスタッフとして入ってきてもいるんだから、一緒に作り上げていくでしょ?」



「あぁ、そういうことですか!もちろん、参加します!していいのでしたら」



ジ「で、歌うと」



「え?歌うんですか?」



ジ「だって廉くん曲ないじゃない」



そんなはっきり言わないでほしいんだけど



「だから、せっかく嵐ファミリーみたいになったんだから、一緒に歌っておいでよ」



「はぁ・・・」



嬉しい話ではあるんだけど、ほら、コンサートってさ



テンションあがってきたら脱いだりしてるじゃん・・・



僕できねぇじゃん・・・



みたいな悩み



これどうしましょ



「僕脱げないんですよね・・・」



ジ「どうして?」



「体に完璧自信ないんです」



ジ「じゃあニノと一緒に脱がないでいいじゃない」



「・・・え?脱がないんですか?ニノさん」



ジ「彼はあんまり脱がないねぇ」



そうなんだ、じゃあバレないかもしれない



それなら、少しくらいは・・・



ってダメだろっ!



嵐さん見に来てるのにプラチナチケットで!なのに、そこで一宮廉が歌うなんて場違いもいいところだ!



「やっぱり、ダメですよ!嵐さんを見に来てるファンがたくさんいるんですよ!」



ジ「そうはいっても昨日一緒に出たじゃないの」



「で・・・出ましたけど・・・」



ジ「結構反響よかったよ?かわいかったし、嵐プラスワンツアーで」



「でも・・・どうかなぁ・・・・」



お話はうれしいんだけど・・・ちょっと荷が重すぎる気がする



「いいじゃん、やりなよ。昨日楽しかったしさ」



振り返るとリーダー現る



・・・今なんつった??やりなよって言った??



ってことは・・・バレてないの??



ねぇ、そうなの?リーダー!!!!






昨日は更新せずですみませんでした!!!


はざまを書こうとしてたんですが・・・まったく筆が進まず?指が進まず?


妄想が進まず!!書くことができずで、ふて寝してました


でも、相変わらず書けませんでした・・・冴子動いてくれっ!