我が家のおせち料理は、毎年質素なものですが、筑前煮は必ず正月メニューに出てきます。
筑前煮は、亡き父の故郷福岡県の郷土料理で、地元では「がめ煮」と呼ばれています。
なぜ「がめ煮」という名がつけられたのかについては諸説ありますが、そのうちのひとつに、博多弁で「よせ集める」ことを「がめくりこむ」といい、鶏肉を根菜類と一緒にひとつの鍋で煮たてたところから「がめ煮」と呼ばれるようになった話が伝わっています。
ちなみに「筑前煮」という名前は、明治時代初期までは福岡県を「筑前国」と呼んでいたことに由来しています。
人参(おめでたい)や里芋(子孫繁栄)、蓮根(先を見通す)、ゴボウ(安泰な暮らし)など、縁起の良い根菜類を入れるので、福岡県ではお祝いの席では欠かせない料理となっています。
今年は私が、父が残したレシピ(人参・里芋・蓮根・ゴボウ・椎茸・コンニャク、鶏肉・ブロッコリー)を思い出し、母に味付けを教えてもらいました。
※本来なら筍の水煮も入れますが、値段が高かったので断念しました。












