今日は自然館クラブ主催の観察会。場所は惣ヶ池湿地です。

 先月の観察会(大谷林道) 以降、まったく雨が降らず、数日前に槇尾山へ行っていたメンバーから、ところどころ、樹木の葉がしおれていたと聞かされ、これ以上日照りが続けば、深刻な水不足になりはしないかと、心配していましたが、昨日の恵みの雨で、どうにか危機をしのぐことが出来ました。(ここ三ヶ月、観察会の前日は、なぜか雨に降られています。)

  さて、今日の観察会では、トンボやチョウなどの昆虫達と、楽しく遊びながら観察しました。

 コシアキトンボ(トンボ目トンボ科)。高い枝のところに止まっていたので、雄か雌か分かりませんが、全身が黒で、腹部の上部分だけが白くなっているのが特徴です。網で捕まえようとする参加者達に「捕まえてごらん」といっているかのように、空高く、旋回しながら飛び回っていました。
ブログで綴る時の記憶-コシアキトンボ

 マメコガネ(コウチュウ目コガネムシ科)。別名「ジャパニーズビートル(日本の甲虫)」で、日本では、天敵である鳥やモグラ、アリ、ゴミムシ、乳化病菌(土壌にいるバクテリアの一種)などがたくさんいるので、大量発生を抑えることは出来るが、北アメリカでは、天敵があまりいなかったために、トウモロコシ畑などで大量発生し、農作物に大きな被害をもたらした害虫としても知られています。(日本でも、農家の人達にとっては、葉や花などを食い荒らす、やっかいな害虫となっています。。)(写真は交尾をしている様子)

ブログで綴る時の記憶-マメコガネ

 
ハラビロトンボ(トンボ目トンボ科) 特徴は、同じトンボ科のシオカラトンボと比べ、体が一回り小さく、腹部の横幅が広いのが特徴。雌は黄色に黒い縞模様で、雄は成長するに従って、黄色に黒い斑点→黒一色→水色と変化します。(未成熟の時は、雌と間違いやすいですが、尾部付属器(お尻の先っぽ)が長いので、簡単に見分けることが出来ます。
ブログで綴る時の記憶-ハラビロトンボ♀  ブログで綴る時の記憶-ハラビロトンボ♂

 ヒカゲチョウ(チョウ目ジャノメチョウ科)
 猛暑に悩まされているのは、人だけではありません。湿地内でお茶を飲んでいたメンバーの手に、一匹のヒカゲチョウが止まり、ストロー口を使って、汗を美味しそうに吸っていました。蝶たちにとっても、生きていくために、塩分は欠かせないみたいです。

ブログで綴る時の記憶-ヒカゲチョウ

 シロスジカミキリ(コウチュウ目カミキリムシ科)を撮影中、後ろにいたメンバーから「真上の葉にムラクモカレハ(チョウ目カレハガ科)の幼虫がいるから気をつけて」という声が。。。。刺に毒ドクロがあるこの幼虫(毛虫)。少し立ち上がってみると、ものすごいでかいあせる。。。「落っこってこないでしょうね。。」「大丈夫だよ。落ちてきても、痛い爆弾だけだから。」。(そーゆー問題か。。。)ハラハラしながら撮影する。撮影後、いたるところに、ムラクモカレハの幼虫がいて、吃驚してしまいました。。。

ブログで綴る時の記憶-シロスジカミキリ  ブログで綴る時の記憶-ムラクモカレハの幼虫

 コモウセンゴケ(モウセンゴケ科で食虫植物)時間的に速かったのか、蕾の状態でした。(ちなみに下見の時は、何輪か咲いていました。↓蕾の部分がぶれてはいますが。。。。)
ブログで綴る時の記憶-コモウセンゴケ

 ニホンアカガエル(カエル目アカガエル科)。写真を撮ろうにも、網の中でジタバタし、外へ逃げては再度捕まえるの繰り返し。。。3ヶ月前の谷山池での観察会 でも見ていますが、生息場所によっては、弱冠、皮膚の色が違うみたいです。(写真は残念ながら撮っていません。。)

 下見の時に、コモウセンゴケが咲いていた付近で、カナヘビ(トカゲ目カナヘビ科)を発見。穴が開いているところからひょっこり顔を出して、目をパチクリさせている姿はとても可愛い。こんな姿は滅多に見られません。

ブログで綴る時の記憶-カナヘビ

 ハハコグサ(キク科)。
春の七草の一つで、別名ゴギョウ。名の由来は、葉茎が細かい繊毛に覆われていることから。昔は「ホウコグサ(苞子草)」と呼ばれていましたが、それが転訛し、今では「ハハコグサ(母子草)」と呼ばれるようになったと言われています。 

ブログで綴る時の記憶-ハハコグサ

 観察会終了直前に、数人のメンバーとトキソウ(ラン科)を見に行くため別行動。。。一週間前に見に行ったメンバーの話では、数株咲いていたそうです。。見れるかなと思いきや、どこにも咲いていませんでした。。。これは、おかしい!?。。。もし仮に、誰かが根こそぎ採っていったのであれば、その痕跡が必ずといっていいほど残っているはず。。しかしそれすら見当たらない。。。いったいなぜはてなマーク。。。原因が判らず、ちょっとショックでした。。。