こんにちは。 日本医療心理カウンセラー協会/三重心身クリニック の臼井です。
さて、初回~2、3回目のカウンセリングでクライアントから、
「先生のカウンセリングでできることは何ですか」
と聞かれて、
➀パニックになってしまった。
②自信を無くした
「先生のカウンセリングでできることは何ですか」
と聞かれて、
➀パニックになってしまった。
②自信を無くした
という経験をしたカウンセラーは少なくないと思います。
この質問に対し、
「お話を伺い、寄り添って・・・」
「お話しを傾聴して、アドバイスじゃなくてあなた自身が解決できるようにお手伝いするんですよ」
などと説明していませんか
「お話を伺い、寄り添って・・・」
「お話しを傾聴して、アドバイスじゃなくてあなた自身が解決できるようにお手伝いするんですよ」
などと説明していませんか
まあ気持ちはわかりますし、確かにその通りなんですけどね・・・。
でもたぶん、そうするとクライアントは
「だから、カウンセリングで何ができるのですか」
と、イラッとすると思います。態度に出る人ばかりではありませんが、ほとんどのクライアントはそう思います。
「だから、カウンセリングで何ができるのですか」
と、イラッとすると思います。態度に出る人ばかりではありませんが、ほとんどのクライアントはそう思います。
そこで、さらに
「あなたの人生がよくなるお手伝いをします」
「あなたの人生がよくなるお手伝いをします」
なんて言ってしまったら、正直、カウンセリングの世界の人ではない一般人からしたら「何だこいつは」です。
でも、こういう問題にきちんと対応できなければ、カウンセリングのリピートができませんから、稼ぐこともできなくなります。
さて、話を戻しますが、もしあなたが、そういう感じの説明をしているとしたら、それは
「カウンセリングを受けたらどうなるか?何ができるか?」
ではなく、
「カウンセリングの『理念』や『手技』『流れ』の説明」
です。
「カウンセリングを受けたらどうなるか?何ができるか?」
ではなく、
「カウンセリングの『理念』や『手技』『流れ』の説明」
です。
初対面かそれに近いクライアントさんが知りたいのは、そういうことではなく、
「自分にどんなメリットがあるの?」
ということ。
「自分にどんなメリットがあるの?」
ということ。
短期のカウンセリングで問題が直接解決することなんてまずありませんが、クライアントにしてみたら、
「悩みを解決したい」
もっと言うと
「悩みを解決してほしい」
のです。
「悩みを解決したい」
もっと言うと
「悩みを解決してほしい」
のです。
「初対面の赤の他人のあなたに寄り添ってほしい」
なんて、これっぽっちも思っていません。たぶん・・・
ちなみに一般の人にとって「寄り添う」=「共感」=「同情」
クライアントの目線で見たら、
悩みが解決できるなら、「方法」「理念」「手技」は何でもいいと思います。
悩みが解決できるなら、「方法」「理念」「手技」は何でもいいと思います。
たとえば、私は、近眼なので
・目に効くサプリ
・コンタクト
・メガネ
・目に効くサプリ
・コンタクト
・メガネ
など、いろいろ活用します。
メガネも顔を3次元計測してもらってオーダーメイドのちょっと高価なメガネも持っています。
メガネも顔を3次元計測してもらってオーダーメイドのちょっと高価なメガネも持っています。
担当の店員さんが
「ヒンジを調整してレンズの傾斜角を決定しますので・・・」
なんて、何となくはわかりますが、正直それほど興味はありません。
(たぶん、短い時間だけでは説明されても分からない)
なんて、何となくはわかりますが、正直それほど興味はありません。
(たぶん、短い時間だけでは説明されても分からない)
「ぴったりフィットしてしっかり見えれば何でもいい」
「あとは性能とコストのバランスで、〇〇円までかなあ」
という感じです。
それと同じ。
クライアントは、
「先生は私の悩みを解決できるの?」
ということ「だけ」に興味があります。