注目したいミネラル:亜鉛 | 精神科医:みえしん院長

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おはようございます(こんにちは)。三重心身クリニックの臼井ですニコニコ


さて、三重心身クリニックの分子整合栄養医学外来(サプリメント外来)では、病気の根本的治療を希望される方に、詳細な血液検査を実施したり、食事やサプリメントによる治療を行っております。
日頃感じることは、やはり人間のみならず生物が栄養素によって構成されているという当たり前といえば当たり前の事実です。皮膚や髪の毛を作ったり、心臓を動かしたり、骨や筋肉を
作ったり、物事を考えたり、運動をしたり、感動をしたり・・・実はこれらすべての活動は身体の物質代謝によって成立しています。またたとえば皮膚や髪の毛がタンパク質でできていることは想像がつきやすいと思いますが、これらの細胞が増殖する際に各種ビタミンや亜鉛などのミネラル、核酸など、影の役者が緻密に協働しています。


影の役者、隠れたビタミン・ミネラルの活躍に注目したいと思います。今回は亜鉛について書いてみます。


●亜鉛、今一度注目したいミネラル


まず、皆様は「亜鉛」について、どのような印象を持っていますか?

「鉛」という漢字に毒性が強いのでは?いうイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
もともと昔のとある日本人が、見た目が鉛に似ていることからついたと言われています。ちなみに英語では亜鉛は「zinc」鉛は「lead」であまり似ていませんね。


カドミウムや水銀など重金属による公害が多発した高度成長期には、「亜鉛」が有害だというイメージがさらに増え、以来毒性の強い金属としてイメージが定着したような歴史があるようです。しかし、今では「亜鉛」は健康に多いに関係するミネラルの1つとして大変注目を浴びているのです。


亜鉛の摂取目安は一般に15㎎とされます。一般的に日本人は10mg程度の亜鉛を食事から摂取しているので、足りない5mgをサプリメントで補えばよいという考えもあるかもしれませんが、分子整合栄養医学ではその方の栄養状態に応じより大量に用いることもあります。

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亜鉛を含む三重心身クリニックのサプリメントには、代表的なものとして「亜鉛」「BB」「SZ」「マルチビタミン&ミネラル」「プレミアムビタミン&ミネラル」「スーパーアンチオキシダント+R」などがあります。


さて、そもそも亜鉛は体内では鉄の次に多い必須微量元素です。体重50kgの人であれば約1.6g存在します。
体内の化学反応で主役を演じる酵素の活性に関与し、免疫機構の安定、傷の治癒、精子の形成、味覚、胎児の発生、小児の成長などにかかわります。遺伝子DNAの複製開始時にも必須で、
細胞分裂にも大きく関わります


ちょっと長くなりそうで、専門用語が出そうな雰囲気になってきたので、このあたりでやめます(笑い)


皆様の健康に役立つチェックリストを作ってみました。


・皮膚が乾燥する
・アトピー性皮膚炎だ
・けがが治りにくい体質だ
・毛がよく抜ける
・髪の毛がバサバサしてきた
・精力の衰えを感じる(特に男性)
・味が薄く感じる=濃い味付けが好きになったといわれる
・爪が割れたり変形しやすくなった
・風邪をひきやすい
・身長の伸びが遅い(成長期のお子様)
・ストレスを多く感じる
・加工食品やファーストフードが多い
・アルコールを多く飲む


いかがでしたか?チェックが多くついた方は亜鉛が不足している可能性が高いです。


なお亜鉛は、無機のものや酵母由来のもの、海外製か国内製、またほかのミネラルの吸収(特に銅)との兼ね合いなどもあります。サプリメントの服用に際しては、栄養に関し信頼できる専門家を持っておくことも大切です。

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医療機関しか取り扱えないメディカルサプリメントもご用意しています。栄養療法の専門家が在籍する医療機関ならではの品質をお約束いたします。


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