最近、花粉症の症状でお困りの方が増えてきました。花粉症の鼻水は無色で粘り気のない鼻水です。ひどい人では「ボトボト」流れ出てくるような方もいらっしゃいます。
症状の経過ですが、典型的な方では「鼻に違和感を感じるなと思ったら、むずむずしてきて、急にくしゃみが連発したり鼻水がとまらない」というようになります。風邪でもひきはじめは同じような「みずばな」が出ますが鼻のムズムズ感は少ないです。また数日で粘り気のある鼻水になることが多いです。もちろん花粉症では熱はでません。
症状をうまく抑えるコツは症状が出始めたらできるだけ早く治療を開始することです。できれば早目に医療機関を受診してください。昨日も市販薬を飲んでいた人が「眠くて辛い」と三重心身クリニックを受診されましたが、市販されている花粉症（アレルギー性鼻炎）のお薬には「第１世代抗ヒスタミン薬」が配合され、くしゃみや鼻水に効果がありますが、眠気や口が渇いたりする副作用があります。いわゆる古いお薬です。「市販薬＝病院で出されるお薬より安心」と思われている方が多いので、意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、市販の花粉症のお薬は飲んではいけない（「禁忌」と言います）人もいますので気をつけてください。
できれば症状の出る前から医療機関を受診し、治療を開始しておけば明らかに花粉症を楽に乗り越えることができます。スギ花粉の方が多いと思いますが、早目の予防を心がけましょう。
これは「クラリチン・レディタブ錠10mg」です。
花粉症では、予防的に使ったり症状の軽いうちに使うことが多いです。抗アレルギー剤として国内初の、口の中で水なしでも瞬時に溶ける口腔内速溶錠で、どこでも速やかに服用できます。使われた患者さんの感想では、アイスクリームみたいに溶けるそうです。冷たくはありませんよ（笑）。
------------------------------------------------------------------
三重心身クリニックは疾患の治療以外に予防医療にも取り組んでいます。
予防医学では心理療法、分子整合栄養医学、音楽療法、睡眠医学などに
力を入れています。
三重県鈴鹿市道伯町字筧田2064-1
http://www.mp-clinic.jp/
TEL:059-375-1100
------------------------------------------------------------------