こんな自堕落な生活してたら
シヅ先生とチャッキーに失望されちゃう
自宅に帰り、学究の道に戻る。実は僕、歴史オタクなんだ。
学びて時にこれを習うのは楽しいね。昔わからなかったことが、すらすら理解できる。
古代ローマ史は完全征服した。
次の目標はエジプト史だ。
昭和大学白馬診療部にエジプトが大好きで、カイロ大学の教授になっちゃった後輩がいたな。
電話かけてみよう。
「わー(^0^)/高須先輩。エジプトはいいところですよ。本なんか読むより実感して下さいよ」
たしかにそうだ。
体験してから勉強したほうが身につくな。
では来週はカイロ大学に遊びに行こう。
エジプト航空の発着便をチェックしてたら、教祖様からケータイ。
「あー(゜.゜)包皇。慶べ!」
「何事でございますか?教祖様」
「わしはな、このたび仏國のVoqeとかいう雑誌に載るのじゃ」
「えーw(゜o゜)wあ あのスーパーモデルの写真がいっぱい載ってる一流雑誌にですか?」
最近まで「人妻大衆」の取材うけてた教祖様、守備範囲がめちゃ広いんだな。
「わしの前に載ったのは、草間弥生と小野ヨーコじゃ」
すげえ!
茶頭古田織部推薦の数寄ものの世界に入られたのだ。
めでたいことだ万歳万歳万歳万歳!
「包皇、祝いに何くれる?」
そうきたか。
うー(-.-;)思いつかん。
「ビラミッド!」
「なんだって?」
「えーと、えーとスコーピオンキングの秘宝」
「どこにあるんだ?」
「王家の谷」
「いつ手に入る?」
「ら・・・ら・・・・来週(^_^;)」
おしもも順調に消化できたら、一族郎党引き連れて、来週ついてくるって。
飛行機チャーターせにゃならんかもしれん。
教祖様はジョークと本音の境界線が曖昧だからな。とりあえず本音に分類して、実行にうつろう。