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僕の好きだった、一色直通の名鉄三河線は
ずいぶん前に廃線になった
名鉄三河線はトロッコみたいな、東急目蒲線の中古の単線の電車で、僕が隣り町の保育園に通うとき、乗り遅れても大声で呼び戻せる良き時代の電車だったな。
まさに三丁目の夕日だったよ。

今日の高須病院の経営会議のテーマは
愛知県健康福祉部高齢福祉課が推進している『介護保険施設労働者支援事業』に協力するか否か

要旨は
「現在、失業中の者を介護職員として雇用して介護老人福祉施設等の介護保険施設に派遣することにより、労働者の雇用を創出するとともに、介護保険施設の介護業務に係る勤務環境を改善し、介護業務従事者が介護保険施設からの離職を防止することを目的とする」

「給料を援助するから、年取った失業者を雇用しなさい」ってことだ

思えば
昔の名鉄三河線の三河一色駅には駅長さんがいて駅員さんもいて、車掌さんもいたな。

いつのまにか無人駅になり、車掌さんも消えて、ワンマン電車となり、ついには電車も消えてしまった。

収益の上がらない事業は、リストラで生き残ろうとあがくが、これば労働者に過大な負担を強いることになり、事故の危険性も増大する。

JALもJR西日本も名鉄も同様なリスクをはらんでいただろうが、賢明な名鉄は「三河線廃線」というテクニックで逃げきった。

医療は飛行機や電車よりリスクの高い事業だよ

「採算が合わなくなったので廃院」は
いまやめずらしいことではないが

医療法人社団福祉会高須病院は誇り高い企業だから、支持してくれる患者様を切り捨てたりしないよ。
逆ばりして
失業者を率先して受け入れ、労働条件を改善して、乗り切るからね


ああ

なんだか自分が
「沈まぬ太陽」の恩地元に重なってきた


快感