未来の整形帝国のシステムと運用について
侃々諤々
国家もビジネスも生き物も形態を時代に合わせて変えないと
自然淘汰されて
舞台から退場させられる
僕はここでは旧型モデルの上皇だから
つとめて
微笑みを浮かべて
耳を傾けるだけ
爺が若者の路線に反対したら
ほげんへいじの乱が
起こっちゃう
少々のイデオロギーの違いには
目をつむって
若いもんにまかせるつもり
意欲満々の若者達を
応援するのは
老人の義務だと
僕は
思う
話し変わって
明日は
医療法人社団福祉会高須病院の経営会議
若者たちは
福祉には
あまり関心がないみたい
僕の母は
福祉が生き甲斐
心血を注いだ福祉会高須病院が命
母の経営方針は
「医は仁術」
現代医療経営は
算術ができないと
なりたたないって
認めたくない母に
親孝行するって
かなりな
修業
ここでは
僕は
皇太后のパシリの法皇っていうやくまわり
大勢の民に慕われて
幸せな皇太后を見るのは
法皇にとって
至上の喜び
僕が
生きてる限り
旧型の経営続けるよ