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この
御婦人は
イボ・ピタンギー夫人

僕の母と同い年だから
この時
八十歳

この時
僕は五十五歳

ピタンギー先生のお顔は
恐れ多くて
誰も
手をつけないが

ピタンギー先生は
奥さんの顔のメンテナンスいつもしている

だから

奥さん
歳をとらない

奥さんはポルトガルの貴族の血を引く
上流階級のかたで

ピタンギー先生は
貧困階級出身の
優秀な医学生
だったんだって

ピタンギー先生の
現在の地位は
奥さんの実家の人脈と財力が
大きな貢献をしたんだって

だから

ピタンギー先生は
今でも
恐妻家

マルコス大統領とイメルダ夫人の関係と
そっくり

次回は

フィリピンにおける
僕の
失われた
利権について
語ろう