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久しぶりに会った
ドクター・フェダーは
痩せて
目つきが悪くなり
とても
荒んでいました

僕の
ドクター・フェダーに対する
イメージは
「小肥りの陽気な詐欺師」でした

だからこそ

カリスマ伝道師ビジネスが可能だったのですが

今の彼は
典型的な悪漢面です

こんな
悪魔みたいな顔して
ビジネスが
うまくいくわけありません

悪いことをしてると、悪い顔になります
悪い顔になれば
本当に悪い人になります

悪い人はあらゆるものを失います

だから、善良な顔は大事にせねばなりません

どこの国でもそうですが
アメリカ人は
特に
外見にこだわり
イメージで人を判断します

民主党の予備選挙で

初戦は
ボトックスを自分の顔にうちまくって

怒りや憎しみのこもった表情ジワを
コントロールしていた
ばかりでなく
笑いジワまで消して
沈着冷静な辣腕政治家を演習していた
ヒラリー・クリントンが優勢でした

ボトックスの効果は三ヶ月です
ボトックスの効果が切れるに従い
笑いジワが
でてきました

コントロールされていた
表情筋が
感情表現するようになってきたのです

怒りや憎しみの表現もストレートにできるようになりました

感情表現の豊かな女性政治家で大成した人は
いません

大衆は感情豊かな女性政治家を「ヒステリー女」と見做します

イギリスのサッチャー卿やビクトリア女王みたいな
ポーカーフェイスが強いんです

「泣きで標を取る」戦術は 失敗でした

日本人の大多数は
本選挙で
若くて口のうまい
オバマ候補が圧勝すると思っている人が
多いようですが

僕は
朴訥で沈着そうな
ポーカーフェイスの
マケインが
勝利すると
思います

そのつぎの選挙で
ヒステリーをコントロールできるようになった
ヒラリーが大統領になると
思います

いずれにせよ
ドクター・フェダーは
疫病神に
違いありません

よく考えたら

こいつは
もともと
友情もビジネスもなかったやつです

ビジネスパートナーとして
紹介したのは
間違いでした

読者に
お詫び申し上げます
m(._.)m