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僕の時代は
私立の医学部の学生は
遊び人が
いっぱいいた

「おざしき遊びはボケ始めた、枯れた老人のものじゃなくて
ピチピチの若者がやって初めて世界にほこる日本文化に昇華できる」と熱弁をふるう祇園の御曹子もクラスメートにいた

祇園で遊び、ゴルフを楽しむのは、お迎え前の老人だと信じられてた

ゴルフやるのは老人ばかりだった。四十才以上の男でなけりゃ、会員にしてくれないゴルフクラブも多かった

老人が若者より上手なプレーをするのは
ゴルフが老人に向いているスポーツだと
若者を洗脳してたのだな

ゴルフは疑いなく若者のスポーツだ

三十年以上血の滲むような努力しても
スコアが百を切れない
才能なき金持ち老人が大半なのに

才能ある子供は二年でパープレー出来るようになる
高校生がプロゴルファーになって活躍するなんて考えられなかった
若者のボールはビックリするほど飛ぶ

祇園遊びの達人と称する
いろぼけ老人から
若者の手に取り戻せば
祇園も活気づくはず

若者は飛ぶんだ
ウタマロになるんだ

祇園のナポレオン君の案内で
卒業旅行は祇園

あれから四十年
茶屋遊び改革は実現しなかったみたい

いまでは
わしら老人は
どうしたら若者に勝てるか
都市伝説でハンデを作る悪巧み考えてる

Sexは使うと減るとか
時間かけると糖尿病になるとか
老人にチャンス譲ると癌にならないとか
ゲートボールは若者向きのスポーツだとか

まだまだ若いものには
負けんぞ!