手のシミケア | Dr.TAKAKOの“花嫁美肌”の作り方

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皮膚科・美容皮膚科医、Dr.TAKAKOのブログです。専門知識と自らのブライダルの経験をもとに、ブライダルもその後も、“花嫁美肌”で毎日を過ごせるメッセージがたくさん詰まっています。

ネット診察室へようこそ。

Dr.TAKAKOです。

 

 

シミ取り治療が盛んなこの時期、顔だけでなく手や体のシミのご相談も多いです。


特に手の甲や腕なんかは日頃から紫外線を浴びていることが多い部位でありながらUVケアは顔ほどしっかりできていないという方も多いと思います。

 

1つ1つをレーザーで治療することももちろんできますが費用がそこそこしてしまうこと、レーザー後のケアやUV対策も顔ほど徹底的にできないという方が圧倒的に多いんですよね。

 

当院では手の甲は美容液や外用剤を使って治療することが多いです。

 

こちらの患者様はレーザー無しで約1ヶ月でここまでシミが薄くなりました。

(左治療前 右1ヶ月後)

 

image

 

レーザーも検討していましたが、シミの数が多いことや毛がしっかりあるためレーザーをする場合には剃毛が必要になること、紫外線も比較的浴びやすいということで外用で治療していくことに。

 

メインで使用したのはゼオスキン のハイドロキノン製剤ミラミンですダウン

シミを薄くするだけでなく予防になったり、肌全体の透明感も出やすくなります。

 

 

 

 

シミを薄くしたい場合にはハイドロキノンだけよりもビタミンAを併用するのが効果的です。


手の甲のシミに関してはビタミンA中でもトレチノインが最もお薦め。

(トレチノインはクリニックから処方するお薬扱いのものです)

 

今回の患者様はご自宅にトレチノインをお持ちとのことでしたのでそちらを使用していただきました。

 

ハイドロキノンとトレチノインの併用は赤みや乾燥、皮剥けなどの反応がほぼ確実に出ます。 


写真の患者様もトレチノインを塗ると皮が剥けてかゆみなども出てしまうとのことで休みながら使っていたそう。

 

それでも確実に薄くなっていますよね。

 

その方の肌状態によりゼオスキン とトレチノインの併用は使用法や頻度、濃度などが異なりますので最初にしっかりカウンセリングをしてから処方となります。

 

気になった方は先ずカウンセリングにお越しくださいね。



 

今日も明日も明後日も、
花嫁美肌で毎日を過ごせますように。


Dr.TAKAKO



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