ネット診察室へようこそ。
Dr.TAKAKOです。
日差しが大分強くなってきましたね。
４月のこの時期は紫外線量が一気に増えてくるので、ちょっと早いかな？と思われる方も多いかもしれませんが紫外線対策を徹底して頂きたいのです。
私たちが気になる老化現象のほとんどが紫外線と関係しています。
光老化（シミ、シワ、たるみなど）と呼ばれる現象は、目には見えない肌の奥深くで起こっていて、そして少しずつ進行していくのです。
この積み重ねがいずれお肌に出てきてしまうんです。
いまいちピンとこない方に分かりやすい例を１つ。
私たちの顔や首や手元など普段紫外線を浴びることの多い部分と、お尻や太もも、二の腕の内側など紫外線の影響をあまり受けない部分のお肌の様子はどうでしょう？
後者の方がキメが細かくなめらかなお肌をしていると思います。
いかに紫外線の影響を受けているかが分かりますよね。
紫外線は大きく分けると2つ、UVAとUVBとがあり両方を予防する必要があります。
【UVA】
波長が長く皮膚の深く、真皮にまで到達してしまいます。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す細胞にもダメージを与えます。
日焼け後のシミだけでなくしわ、たるみなど光老化を引き起こしてしまいます。
雲や窓ガラスなんかも通過して肌に届きますが、見た目には赤みや炎症が起きにくいので気づかないことが多いです。
【UVB】
屋外に長時間いることで経験する、いわゆる「日焼け」はUVBの仕業です。
波長が短く強いエネルギーのためお肌表皮に影響を与え、やけどしたように赤くなったりヒリヒリしたりします。
ゆくゆくはシミやそばかすの原因にも。
私たちが日焼けしたなぁと感じるのはUVBの影響によるものが多いのですが、実は怖いのが光老化を引き起こすUVA。
目に見えない深い部分でダメージを受けるのでつい油断しがちなのです。
そしてこのUVA、４〜８月が最も増える時期なのですがそれ以外の時期もある程度の量が降り注いでいます。
そのため通年で予防するのが望ましいのです。
これからゴールデンウィークも控え、お出かけする機会も増えてくると思います。
日焼け止めはもちろん帽子や日傘も使いつつ、徹底的に紫外線からお肌を守ってくださいね。
次回はお薦めの紫外線対策ケアについてお話ししましょう。
光老化を防ぐためには季節や気候問わず一年を通した紫外線対策が最前最短。
特にこの時期は一気に紫外線量が増えてくるので注意しましょう。
今日も明日も明後日も、
花嫁美肌で毎日を過ごせますように。
Dr.TAKAKO
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