帯状疱疹予防接種の費用助成について
帯状疱疹は水痘(みずぼうそう)ウイルスによる感染症です。
子供の頃にかかった水痘ウイルスが水痘が治った後も
脊髄の神経節に潜んでいて、
何かのきっかけでこのウイルスに対する抵抗力が落ちてきた時に
神経節に潜んでいたこのウイルスが再び活性化することで帯状疱疹を発症します。
このため帯状疱疹は子供に少なく、成人や高齢者に多く見られます。
小さい水疱が神経の支配領域に沿って帯状に並んでみられ、その部分に強い痛みを伴うのが特徴です。
治療は皮膚の症状が現れてから5から7日目までに
ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬を使用することで、
痛みや皮膚症状の改善だけでなく、後遺症の予防にもなります。
しかし人によっては痛みが残る場合があります。
これは皮膚の知覚神経が初期に障害され
その程度が高度の場合は半永久的な変性となった場合です。
これが帯状疱疹後神経痛であり、
持続するピリピリする、焼けるような痛みで大いに苦しむことになります。
このため水痘に対する免疫力が落ちる前に予防接種を受けることで
この帯状疱疹の発症を予防でき、帯状疱疹後神経痛で苦しむ様なことを避けることができます。
対象
50歳以上
※ 既に帯状疱疹にかかったことのある方も、
発症して4年以上たっている場合は接種をお勧めします。
効果の持続期間
約 4年間
料金
2020年3月1日より名古屋市在住の方は公費による助成が開始されました。
詳細は下記をご覧下さい。
※ 予約制です、ご希望の方は予約をお取り下さい。
S.A.Iプレミアムシリーズ「PLエッセンス」発売開始
S.A.Iプレミアムシリーズ「PLエッセンス」発売開始しました。
高濃度の馬プラセンタとヒアルロン酸を配合した美容液です。
既にある当院オリジナルコスメS.A.Iシリーズよりさらにアンチエイジングに特化したハイグレードな化粧品となっています。
通常1本30ml 6,000円(税別)ですが、
発売記念お試しキャンペーンとして2月末までは1本3,000円(税別)で購入できますので,よろしければお試し下さい。
下記当院のオンラインショップからも購入可能です。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/saiistore/plecam.html
https://saiclinic.shop/items/5e3a2b3694cf7b51617f42f0
循環腫瘍(CTC)検査って知っていますか?
循環腫瘍(CTC)検査は癌になった患者さんの血液中に癌細胞があるかをみる検査です。
癌になった場合、早期の場合は切除することで画像診断で分かる癌はなくなりますが、細胞レベルでの癌が残っている可能性があります。
しかしこれを検出する検査がありませんでした。
このため切除した病理組織からステージ診断をすることで癌細胞の残存を予測し、抗がん剤や放射線療法の適応を決めています。
癌細胞は1~2mm以上になると酸素や栄養を必要として血管新生が起き、血液中に癌細胞が入り全身を巡る様になります。
この細胞レベルの癌を検出する検査がCTC検査です。
つまり画像診断で見つけられない大きさの癌でもCTC検査を行えば、癌の残存や転移の状況を把握できることになります。
早期癌の手術後でもCTC検査で癌細胞が見つかれば,経過観察ではだめで何らかの追加治療が必要ということになります。
またCTC検査は陰性でも定期的にCTC検査を行うことで画像診断よりも早期に再発や転移を発見できます。
CTC検査の結果(例)
CTCの数値が3未満:慢性疾患として、癌との共存の可能性が高い
CTCの数値が5未満:何らかの治療の継続を検討することが望ましい CTCの数値が5以上:手術が成功であっても、予後が悪い可能性があるため、さらなる治療への積極的な試みが望ましい
CTC検査で癌が見つかったあとはどうするの?
血液中の癌細胞の性質を調べ自分にあった治療を選ぶことができます。
癌関連遺伝子の変異を解析することでがんの特徴を把握でき、そこに焦点をあてて治療できます。
これにより治療抵抗性、抗癌剤の感受性や天然成分の感受性が分かります。 また分子標的薬や温熱療法の適応が分かります。
癌治療の個別化医療には欠かせない検査になります。
癌治療をされていて、現在の治療にお悩みの方はぜひご相談下さい。