夏休みと言えばスカウトではキャンプである。

 

 一般にカブ隊は宿営、ボーイ隊以上では野営であります。ビーバー隊では基本日帰りのデイキャンプ。まあ、団によっては保護者がいるからとか保険に保護者も入って泊まりというのもあります。

 

 カブ隊の副長をしているが、意外にライフジャケット持っていない家庭が多いことに驚く。沢登とか川遊びでは安全面でも着用なしは考えられない。スカウトだけでなく指導者も保護者も着用である。

 有無を聞くとスカウト用のはあるが保護者用がないとか親子ともにないとかの答えが返って来る。

 

 まあ、高いお金払っている習い事のキャンプならばレンタルできますか?とか聞くのはわかるけどね。スカウトでのキャンプはみんな手弁当。特別な活動とかでなければ全て自分たちで何とかするのが原則だと思うのだが。

 

 我が家でも娘がコロナ下で運動が減り、野外活動中心なら少しは活動できる?とカブ隊に入りました。すぐにキャンプ用にライフジャケット買いました。

 運動道具なんて基本は自分で買いそろえるものである。部活動でも借りるなんてふつうはない。スパイクとかバスケットシューズとか。

 スカウト活動でも個人で買いそろえられるものは買いそろえるが基本であると思うのだが。ボーイ隊以上ならば命にかかわるからね、テントなんかでも耐水耐圧は重要なので。

 

 自分でなにかする、備える、という趣旨を理解してもらいたいと思うのであります。普通の保護者もリーダーでも。

 

 コロナでなんちゃってキャンパーが増えたとキャンプ場の管理人も嘆いていた。深夜まで騒ぐ学童のグループを引率してきた親とかは最低だと嘆いていた。

 キャンプに来て装備は全てブランドもの。でも技術はなし、というグループも多い。火を満足に使えない。そういうグループが多いから逆にグランピングというのが増えるのかもしれない。提供してもらう、テントも自分たちで立てなくていい、とかね。

 

 リュックとかナイフとかチェアは高いものを持っていてもテントを組み立てられない人、あるいはコールマンで全てをそろえて音楽までかけて、コンロも立派なものまで持ってきているキャンパーを見て、知り合いは何しに来ているのだろう、キャンプのつもり?と言っておりました。

 ワンタッチテントでもしまえない人いたなあ、昔麻溝公園で、と思い出したけど。

 

 とりあえずカブ隊ではボーイ隊ほどそろえるものは多くないので上進しなくてもそろえてもらいたいなあ、後でメルカリで売れるし、と思うキャンプ直前の副長である。