今はエナンチオマーとかエピマーとかいろいろな言い方をします。

 

 不斉炭素原子1個ならばいいのだけどね、糖類は複数あるので難しくなります。

 

 その昔はどれもこれも光学異性体と言っていた、実は違和感があった。

 

 今はいろいろ分けていていいと思います。

 

 マンノースとグルコースとガラクトース。水酸基の結合角度と結合炭素の違いですが、向きが違うと重ならないので昔の定義で光学異性体になりますわな。鏡像ではないけど。きちんと区別するとわかりやすくなる。

 D型のマンノースとグルコースとガラクトース、L型のマンノースとグルコースとガラクトース区別できるように教えるのは大変ですが、きちんと教えて理解できるとすごくその後に楽になる。なぜ酵素反応で基質として選択されないのか?なども構造的にわかりやすくなる。

 

 反応酵素に変異があると基質にならなくなるので代謝されなくなるなども生化学的に理解しやすくなると思います。

 

 しっかい理解してもらいたいと思う農学系研究者である。