病院にかかるときの心構え | 女性のヘルスケアをサポートする産婦人科医のブログ

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名古屋で産婦人科医として働いています。西洋医学だけではなく、食事や生活習慣のアドバイス、アロマや鍼灸などの代替医療、さとう式リンパケアなど様々な方法で、皆さんが健康になるお手伝いをしたいと思っています。よろしくお願いします。

みなさんこんばんは☆

原紗希です。

 

今日は病院にかかるときの心構えについて

触れてみようと思いますニコニコ

 

もともと、

病気から人々を助けたい!人が死ぬのをみるのは嫌だ!と思って

医者になることを決めました。

誰一人死なせない!くらいの熱い思いを持っていたのですが、

 

実際、家族の死に直面したり

働き始めてから、命を落とす患者さんを何人もみていると、

医者というのは病気を根治させる存在ではないんだという

考えに変わってきました。

 

そこから病気を根治に導くためにはどうしたらいいんだろうと思い始め、

今に至ります。

 

薬を使って一時的に症状を抑えたり、痛みをとったりしても、

やめれば一緒。

身体の中が根本的に変わっていない限り、

また痛みが出たり、病状が悪化するのは当たり前なんですよね。

(もちろん早期がんなどでは手術で根治できる場合もありますけどね。)

 

なので最近のわたしは、

つらい症状は西洋医学に助けてもらいつつ、

患者さんの自然治癒力を最大限発揮できるように導く手段を提供する

というスタンスでやっています。

 

自然治癒力を最大限発揮できる手段の一つとして、

代替医療や栄養療法、心理技術があると考えています。

 

なのでそこの方法はたくさんあります。

 

でも、中には

家でできるセルフケアも含め、色々提案はしているのに、

「それはちょっと」「それはできない」「時間が」「お金が」

という患者さんもたくさんみえます。

 

そういう患者さんにわたしが2年前くらいから言ってきているセリフが、

「治すのはわたしではありません、あなたです。」

 

わたしが提案するいくつかのケアの中から、

できることをコツコツやってくださる患者さんのほうが

いろんな症状が改善する確率も高く、スピードも早いです。

 

病院にかかるときは

自分でなんとかするんだ!という気持ちをもってくださいね晴れ

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました音譜